Sランク左腕、関西大の金丸夢斗投手最高条件で中日と合意 - ドラフト会議ホームページ Draft home page

今年のドラフト候補では当サイトでも佐々木朗希投手以来のSランクと評価した関西大の金丸夢斗投手が、契約金１億円プラス出来高５０００万円、年俸１６００万円で仮契約を結んだ。

１５４キロ左腕

ドラフト会議ではDeNA、阪神、巨人とセ・リーグ４球団の抽選となり、中日が交渉権を獲得した金丸夢斗投手、当サイトの評価では佐々木朗希投手以来となるSランクと評価し、２０年の一人の逸材として宗山塁選手と共に今年のドラフトの目玉だった。

最高条件で合意し、「もちろん、はじめは新人王を目指して頑張るのと、最終的には、日本を代表する投手、日本一の投手になれるように頑張りたいと思っています」と話し、日本を代表する投手になることを目標とした。

金丸投手は体は上背も無くて小さいのだが、ほとんどウエートトレーニングをやらずに１５４キロの速球を投げ、その球質とコントロールの良さも抜群で、今年３月に行われた侍ジャパントップチームと欧州代表との試合でも２戦目に先発し、２回をノーヒット４奪三振とパーフェクトに抑え、完全試合リレーのペースを作った。

大学でも昨秋から７２回連続自責点０を続けており、やや投高打低のリーグではあるが、それでも驚異的な成績を残している。今年春から秋にかけては腰の故障により、先発登板をしていないが、年末から投球練習を再開する予定で、来年春の開幕に合わせて調整をしていく。

順調に行けば今年は春からローテーションの一角には入るだろう。そして２０２６年３月に行われるWBCに向けても有力なメンバーとなっていくのではないかと思う。その圧倒的な投球を楽しみたい、そういう投手だ。