東北楽天がドラフト1位指名の桐光学園・松井祐樹投手にあいさつ、即戦力で活躍する

松井裕樹, 桐光学園

 東北楽天はドラフト1位で5球団競合の末に獲得した、桐光学園・松井裕樹投手に指名あいさつを行った。

背番号は

 早川スカウトマネージャーと安部井寛スカウト部長が訪れ、約20分の指名あいさつを受けた松井裕樹投手は「期待に応えないといけない。身の引き締まる思い。仙台、楽天の一員として頑張っていきたい」と話した。この日は背番号は決まらなかったものの、エース番号の1や野村元監督が4年間つけた19などから松井投手が選ぶ形で決まるようだ。

即戦力かどうか

 安部井スカウト部長は「即戦力に近い投手と評価している。チームの軸になって欲しい」と話し、来年から戦力として期待している事を示した。松井裕樹投手は高校2年生の夏の甲子園で1試合22奪三振を記録したが、3年生になってからは全国大会には出場できなかった。しかし、練習試合では浦和学院戦で1安打完封など快投を見せ続けた。

18Uワールドカップでは台湾戦で8回3安打12奪三振8四死球、韓国戦では6回4安打6奪三振5四死球、アメリカ戦でも6回5安打9奪三振5四死球と、32回を投げて27三振を奪ったが18四死球を与え制球力の課題も指摘された。しかし台湾戦では四球でランナーをためた後の満塁の場面で打者のインコースにストライクを投げ続けて空振り三振を奪うと、アメリカ戦でも4回から3四死球を出したがそこから打ち取り無失点に抑えた。四球が多いのは課題ではあるが、そこから思い切り腕を振った球がストライクに入って打ち取れるところで、まちがいなく即戦力投手だと評価できる。

左腕を取り続ける東北楽天

東北楽天は2005年からドラフト1位11人は全て投手、その中で左腕投手は片山博視(2005年高校生ドラフト1位)、松崎伸吾(2005年大学社会人ドラフト1位)、長谷部康平(2006年大学社会人ドラフト1位)、藤原紘通(2008年ドラフト1位)、塩見貴洋(2010年ドラフト1位)、そして森雄大(2012年ドラフト1位)と6人を指名している。今年の松井裕樹投手で12人中7人と、右腕よりも多くの左腕投手を指名している。

 残念ながら今年においては先発の柱やリリーフエースになるような活躍をしている選手はいないが、松井裕樹投手が刺激を与える事は間違いないし、強い精神力でエースになっていく事も間違いないと思う。

 最速149キロの真っすぐに加え、変化球は代名詞のスライダーを軸にカーブ、チェンジアップを投げ分ける左腕。プロの舞台でも「今ある球種の精度を上げて勝負したい」と語っていたが、球界NO1投手と対面できれば、目の色が変わる。

 田中は今オフにもポスティングでの米大リーグ挑戦がささやかれるだけに「たくさん聞きたいことはある。ぜひ、会いたい」と早期対面を熱望。「ピンチになればなるほど、すごい球を投げる。自分もここぞの場面で一番の球を投げられるようになりたい」。投球の幅を広げるため、スプリットの握りなど、マー君イズムを貪欲に学習するつもりだ。

 29日の巨人との日本シリーズ第3戦(東京D)を観戦した。5回にボウカーの飛球を好捕した松井稼のファインプレーに心を奪われ「ボールを離さない執念がすごい」と感嘆。「あの舞台で自分もプレーできるように」と胸を高ぶらせた。

 30日に18度目の誕生日を迎えたばかりだ。チームメートから楽天カラーのネクタイなどをもらい「ユニホームも似合ってくれたらいいな」と笑顔。30分間の指名挨拶では、安部井スカウト部長から「即戦力に限りなく近い」と高評価を伝えられ「まずは1月(新人合同自主トレ)に向けて、しっかり準備したい」と表情を引き締めた。

 楽天が、ドラフト1位指名した桐光学園・松井裕樹投手(18)の背番号について、「1」、「12」、「19」の3つを提示し、最終的に同投手に選択を委ねることが31日、分かった。松井は同日、神奈川県川崎市の同校で24日のドラフト会議当日に続き2度目の指名あいさつを受け、「(ドラフト1位の)期待に応えないといけない。身の引き締まる思い」と話した。

 この日は背番号は決まらなかったが、「1」は桐光学園で1年秋から慣れ親しんだ番号。「19」は野村克也元監督が4年間背負った番号で、絶対エース・田中の「18」に続く後継の番号ともいえる。その田中については「ピンチになればなるほど凄い」と目を輝かせた。


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