東北楽天・松井裕樹投手、東京ヤクルト・杉浦稔大投手が1軍スタート

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 東北楽天のドラフト1位・松井裕樹投手と、東京ヤクルトのドラフト1位・杉浦稔大投手がそれぞれ1軍キャンプからスタートすることとなった。

 

報道陣殺到に配慮

 東北楽天・星野監督が「特別扱いはしないけど、俺が見たいというのもある」と話し、松井裕樹投手を1軍キャンプからスタートさせる事となりそうだ。また「野球部と陸上部の二刀流」と話し、当分は下半身を鍛えるための走りこみ中心のメニューにする予定で、ほか野選手とは別メニューとなりそうだ。

 松井裕樹投手は今年のドラフトの目玉で5球団が指名重複をした。東北楽天にとっては田中将大投手以来の甲子園のスターの入団という事で、また優勝して注目されている東北楽天という事もあり、報道陣やプロOBの解説者が殺到する可能性がある。星野監督も「田中以来の金の卵だから。悪い環境ではやらせたくない」と話している。

 昨年も大谷翔平投手が注目されたものの、藤浪晋太郎投手や菅野智之投手などがいたため分散した感じがある。しかし今年は多くの報道陣やプロの解説者が集まることも考えられる。特にOBは松井投手に接触し、アドバイスしたりいろいろな事をいうだろうが、それをいちいち聞いて混乱する事も考えられるため、守るためにも1軍で、星野監督の近くにおいておきたいという事もあるのだろう。

 

杉浦稔大投手は小川投手のコースをたどる

 東京ヤクルトの小川監督は、ドラフト1位の杉浦稔大投手について、「1軍からと考えている」と話し1軍キャンプでスタートする事を決めた。昨年のドラフト2位で今年16勝した小川泰弘投手の経験を活かし、ブルペンでは20球程度から徐々に球数を増やしていく予定で、球数制限をかけていく。

 小川監督は「過保護になっても駄目だが、壊れても困る」と話した。杉浦投手は昨年秋のリーグ戦で本格化したが、今年の春季リーグ途中で足を捻挫し、その後は思った投球は見せられていない。まだ活躍時期が短く、成長途中と言ってよい投手で、小川投手のように1年間をローテーションでとは行かないかもしれない。

 小川投手を目指して焦らないように、まずはフォームを取り戻す事から始めて欲しい。

 楽天・星野仙一監督(66)が30日、来春の沖縄・久米島キャンプで、ドラフト1位左腕・松井裕樹投手(18)=桐光学園高=を1軍スタートさせる考えを明かした。大阪市内で後援会「夢之会」のパーティーに出席。「(松井裕は)特別扱いはしないけど、俺が見たいというのもある」と、目の届く環境に置いて英才教育を施す。「練習メニューは別になることもある。しばらくは『陸上部』でいい。野球部と陸上部の二刀流」とも話しており、1軍の球場で、体力強化を中心とした他の1軍選手とは異なるメニューを課すことになりそうだ。

 高校NO1左腕の注目度は高く、報道陣が殺到することも予想される。「田中以来の金の卵だから。悪い環境ではやらせたくない」とフィーバーを和らげる狙いもある。「(昨秋ドラフト1位の)森と松井で、数年後に左の2枚で競い合ってほしい」。体力作りを最優先に、大投手へと導いていく。

 2日に仮契約するヤクルトのドラフト1位・杉浦(国学院大)が、来年2月1日からの沖縄・浦添キャンプで1軍スタートが内定した。

 神宮クラブハウスを訪れた小川監督が先発ローテーションを期待し「1軍からと考えている」と明かした。キャンプでは今季16勝で最多勝、新人王に輝いたルーキー小川と同様、球数制限をかける。小川は初ブルペンの20球程度から徐々に球数を増やしており指揮官は最速149キロの即戦力右腕に対し「過保護になっても駄目だが、壊れても困る」と話した。

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