東北楽天ドラフト1位・松井裕樹投手が田中将大投手と対面

松井裕樹

 東北楽天はドラフト会議で指名された9人が集まり、球団施設の見学などを行った。そこで、今年のドラフトの目玉だった松井裕樹投手が、田中将大投手と対面する場面があった。

 

ドラフト1位同士が対面

 松井裕樹投手はドラフト1位で5球団から指名を受けた今年のドラフトの主役だが、今年24勝のエース・田中将大投手は2006年にドラフト1位で4球団の指名を受けた主役だった。この日、松井裕樹投手がクラブハウスを見学している所に、その田中将大投手が激励に訪れた。

 田中投手は「おめでとうございます。プロの世界に入って、いろいろ大変でしょうけど頑張ってください」とあいさつをした後、一人一人と握手を交わした。新人選手達は声をかけたり質問をする事はまったくできず、甲子園で22奪三振を記録しヒーローとなった松井裕樹投手も「手も本当に大きかった。入ってきた時のシルエットというか、体が大きくてオーラがすごかった」と、圧倒された。

 しかしただ圧倒されただけではなかった。「下半身がすごく大きくて、威圧感がすごいと思った。僕も、あれぐらい体が大きくなりたい。オン・オフの切り替え、投球のメリハリだったりを学びたい」と話し、田中投手の特徴を短い時間の間に分析し、目標、課題などを挙げていた。

 

まずはプロの投手に

 松井投手は170cm前半の左腕、田中将大投手は185cmの右腕で、タイプはまったく違う。田中投手は体の大きさに伴う体力で、高校時代から力を抜いて投げても打者を抑えることが出来ていた。松井投手は今の所、全力投球を続ければプロの打者を抑えられるかもしれないが、常に全力投球でなければ抑えられないだろう。高校2年生の甲子園で活躍したものの、スタミナなどを課題として3年生の時は球数を減らすなど、「投球」を考えてきたがまだ答えは見つかっていない。

 その一つの答えとして、まずは田中投手の下半身の大きさとなりそうだ。松井投手は現在76kgとのこと。170cm前半なので線が細いようには見えないが、まだプロの投手の体格ではないようだ。まずは投球のバランスを保ちながら、徐々に体重を増やして行き、80kg台になっても高校時代のフォームで投げられるようになれば、もっと楽に打者を抑えられるようになるかもしれない。

エース継承

 田中将大投手と松井裕樹投手は対面をしたが、プロでのプレーはすれ違いとなってしまいそうだ。田中投手は今年メジャー移籍が濃厚といえる。チームメイトとしてプレーする事は出来なさそうだが、田中投手が球団に残したものを感じる事はできるだろう。則本昂大投手、美馬学投手という投手陣も確立されつつあり、松井裕樹投手もそこで田中投手の姿を追いかけ、東北の地に再び優勝をもたらす日が来るだろう。

 松井に最高のサプライズプレゼントだ。楽天にドラフト1位で指名されて入団が決まった桐光学園の松井裕樹投手(18)ら新入団選手9人が8日、Kスタ宮城など球団施設を見学。9日の入団発表を前に緊張気味だった新人の視界に飛び込んできたのは、激励のためにクラブハウス内の一室を訪れた田中の姿だった。

 「おめでとうございます。プロの世界に入って、いろいろ大変でしょうけど頑張ってください」

 短いあいさつの後は握手と写真撮影。松井は「手も本当に大きかった。入ってきた時のシルエットというか、凄く体が大きくて、オーラが凄かった」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 この日、Kスタでのトレーニングを終え、食事に行こうとした田中に球団が打診して実現した。松井にとっては先月28日の契約時に「僕も田中将大投手のような負けない、チームを勝たせられる投手になりたい。メンタル面など聞いてみたい」と話していた尊敬する先輩との初対面。5分ほどで、個人的に質問をぶつける場面はなかったが、実際の姿を目に焼き付けただけでも大きな意味があった。

 「僕もあれぐらい体を大きくしたい。下半身の大きさが全然違う。威圧感もあった」と松井は話した。高卒から入団7年目で、絶対的エースとなった田中。松井は現在76キロ。まだプロの体とはいえない中で、目指すべき姿が目の前にあった。「オンとオフの切り替え。投球面のメリハリについて見習いたい」と目を輝かせた。

 楽天のドラフト1位左腕・松井裕樹投手(18)=桐光学園=が8日、田中と初対面した。他の新人8選手とともに、施設見学に訪れたKスタのクラブハウスで「プロの世界に入って、色々大変なこともあるだろうけど、頑張ってください」と激励された。「(ミーティングルームに)入ってきた時のシルエットというか、体が大きくてオーラがすごかった」と興奮気味に振り返った。

 わずか5分間程度だったが、田中のすべてに目を奪われた。「下半身がすごく大きくて、威圧感がすごいと思った。僕も、あれぐらい体が大きくなりたい。オン・オフの切り替え、投球のメリハリだったりを学びたい」。田中が日本一に導いた本拠地のマウンドにも足を踏み入れ「ここで色んなことが起きていく。プロ野球人生が始まるんだなと思いました」と決意も新たにした。


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