東北楽天で監督兼GMの石井一久氏は、明桜の風間球打投手について「素晴らしい球を投げるので、ドラフト1位候補なのは間違いない」と話し、1位候補として注目していることが分かった。
高校生右腕に注目
石井GMは風間球打投手についてさらに、「高校生の中でも体格も良い。腕の使い方もしなやかだし、真っすぐのスピンのかかった感じも良い球を投げる」と話し、秋田大会の映像もチェックをしていることを明らかにした。
石井氏は2018年に東北楽天のGMに就任しているが、2018年は辰己涼介選手、2019年は小深田大翔選手、2020年は早川隆久投手を1位指名し、またドラフト2位でも高校生投手の獲得をしていない。しかし2019年には、地元・東北の逸材ということもあり、大船渡の佐々木朗希投手を指名している。
チームの投手陣は、早川投手がエースとして勝ち星を挙げているが、右腕に関しては田中将大投手、岸投手、涌井投手、則本投手とベテランが中心となっている。しかし、経験や実績があるということは、それだけ年を重ねていること」と話すように、若い右腕投手を育てて切り替えていく事も意識しており、右の高校生投手、しかも秋田でプレーする風間投手のドラフト1位指名の可能性は高い。
ただし、石井GMは「ドラフトまで1カ月半ぐらいなので、これからチーム事情も含めていろいろ精査していきたい」と話し、ドラフト会議に向けた精査はこれからとし、まだ1位指名を明言したわけではない。球団は、市和歌山の小園健太投手についても高く評価をしている。
それでも最終的には、佐々木朗希投手に近いタイプと見られる地元東北の逸材・風間投手のドラフト1位指名ということになるのではないかと見られる。



未来のエース候補だ。秋田の地から、全国区へ羽ばたいた157キロ右腕。楽天は東北に本拠地を置く球団として、スカウト陣が風間の3年間の成長を追い続けてきた。ノースアジア大明桜は22日に甲子園の2回戦で明徳義塾(高知)に敗れ、風間は「上(プロ)の舞台でやりたいなと思っている」とプロ志望を表明。これを受けて、GMを兼任する石井監督は「素晴らしい球を投げるので、ドラフト1位候補なのは間違いない」と明言した。
楽天・石井一久GM兼監督(47)が23日、明桜(秋田)の風間球打(きゅうた)投手(3年)を今秋のドラフト会議の1位候補としてリストアップしていることを明かした。世代最速の157キロ右腕について「素晴らしい球を投げるので、ドラフト1位候補では間違いないと思います。高校生の中では体格もいいし、腕の使い方もしなやか」と語った。




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