北海道日本ハムがスカウト会議、明治大・山崎福也投手をドラフト上位候補にリストアップ

北海道日本ハムドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 北海道日本ハムは今年最初のスカウト会議を開き、今年の指名の方針などを話した他、新たにスカウトに加わった原田豊氏、岩館学氏の担当などが決められた。また、明治大の山崎福也投手をドラフト上位候補にリストアップしている事がわかった。

 

約1時間半のスカウト会議

 約1時間半行われたスカウト会議ではまず今年から新任となる原田豊スカウトと岩舘学スカウトが紹介された。原田豊スカウトは昨年まで柳井高校の監督をしており、その前は協和発酵の監督をするなどプロ野球の経験は無い。しかし、北海道日本ハムでは大渕スカウトディレクターを始め、プロ野球経験のないスカウトが活躍を見せている。原田スカウトは九州の担当となり、有望選手の獲得を目指す。

 また原田スカウトは、東海大では巨人の原辰則監督と一緒にプレーしており、この日も「巨人をギャフンといわせられるよう、選手を見つけていく」と話した。毎年素晴らしい選手を輩出する九州は、各球団とも力を入れてスカウティングをする場所でもある。「九州は竹の子のようにぽこぽこといい選手が出てくると聞いた」と原田スカウトも意気込みを語った。

 

明治大・山崎福也投手をリストアップ

 特に球団関係者のコメントは無いものの、明治大の山崎福也投手をドラフト上位候補にリストアップしているとニッカンスポーツが報じている。山崎投手の父親は、かつて日本ハムや巨人で捕手としてプレーしていたという。日本ハムは吉川光夫投手や武田勝投手など、左腕投手が成績を残してチームを上位に押し上げていたが、昨年は武田勝投手も調子を落とし、ドラフト会議でも松井裕樹投手、岩貞祐太投手といった左腕投手の獲得を逃した。金平将至投手は獲得したものの、今年も左腕投手の獲得が補強ポイントの一つとなる。

 補強ポイントについて話し合いが行われ、それに合わせた指名選手のリストアップは、2月中旬のスカウト会議で行われる。

 

ハム明大左腕・山崎リスト - ニッカンスポーツ紙面:2014/1/11

 

原田スカウト、原監督に闘争心 - スポーツ報知紙面:2014/1/11

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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