北海道日本ハム、ドラフト指名選手の寸評を公表

2018年ドラフトニュース 北海道日本ハムドラフトニュース

北海道日本ハムはドラフト会議で指名した選手の寸評を公表している。

1位・吉田輝星 金足農 投手 175cm84kg 右右

担当スカウト:不明

今夏の全国選手権で準優勝し、第100回の記念大会で旋風を巻き起こした。最速152キロの本格派右腕で、高校生離れした洗練された投球術も光る。フィールディングにも秀でており、端正なマスクからも大成する資質は十分で即戦力の期待がかかる。秋田県大会から甲子園決勝の5回まで一人で投げ抜いたタフさと、強靭なメンタルはプロでも生きる。

2位・野村佑希 花咲徳栄 内野手 185cm90kg 右右

担当スカウト:不明

今夏の甲子園はエースで4番として出場。高校通算58本塁打を放った希少価値の高い右の大砲として、注目を集めた。全国制覇を果たした2年生の夏、さらに今年の夏と合わせて聖地・甲子園では計4本塁打と、大舞台で発揮した勝負強さは天賦の才。投手として最速146キロをマークした肩の強さを生かし、スケール感あふれる内野手へと成長を期待。将来、清宮選手と中軸を形成してほしい逸材。

3位・生田目翼 日本通運 投手 176cm86kg 右右

担当スカウト:不明

最速155キロの本格派右腕で、ルーキーイヤーから1軍で活躍できる可能性十分の即戦力として評価。流通経済大学時代は3年時に全日本大学選手権準優勝を果たすなどドラフト注目選手だったが、故障などもあり指名漏れ。今シーズンはファイターズOB武田久兼任投手コーチの指導も仰ぎ成熟した。粗削りな一面を持つが、力強いボールは一級品。

4位・万波中正 横浜高 外野手 190cm90kg 右右

担当スカウト:不明

底知れぬポテンシャル、規格外のパワー、潜在能力の高さは高校生でもトップクラスに位置する。粗削りながら驚異のスイングから生み出される弾道は、高校生離れしている。投手として最速147キロをマークする強肩も併せ持ち、現代野球の申し子となる可能性を秘めている。父はコンゴ人で、譲り受けた恵まれた体格を含めて魅力十分だ。

5位・柿木蓮 大阪桐蔭 投手 181cm88kg 右右

担当スカウト:不明

今夏の甲子園優勝投手で、甲子園に計4度出場して3度の全国制覇を経験した百戦錬磨の右腕。最速151キロのパワー投球で、チームメートの根尾選手、藤原選手らスター軍団をけん引してきた。勝負どころの制球力、抜群のマウンドさばき、強いメンタルは同世代の中で抜きん出た存在。さらにレベルアップすれば、将来は先発ローテーションを狙える逸材。

6位・田宮裕涼 成田高 捕手 174cm77kg 右左

担当スカウト:不明

高校生捕手として、高い総合力を備えている。特筆すべきは守備力と快足。二塁送球の到達タイムは1.8秒台で軽やかかつスピーディーな身のこなし、千葉県選抜の主将を務めたキャプテンシーも含めて捕手としてのセンスを感じる。打撃面は年々、着実にレベルアップしており、すべてにおいて非凡。プロでの成長が楽しみな資質にあふれている。

7位・福田俊 星槎道都大 投手 170cm74kg 左左

担当スカウト:不明

スリークオーターから繰り出すキレのある直球は最速148キロ。昨秋の明治神宮大会は初戦で完封勝利を挙げるなど、チームを北海道勢初となる準優勝に導き、知名度を上げた。今春は投球フォーム固めに苦しんだが、秋には復調。右打者の内角を強気に攻め、ピンチにも動じない冷静さを持つプロ向きの左腕だ。

育成1位・海老原一佳 富山GRNサンダーバーズ 外野手 188cm92kg 右左

担当スカウト:不明

BCリーグ随一の左の長距離砲。恵まれた肉体を生かしたバットスピードから生み出される打球の飛距離は、プロにもひけを取らない。高校、大学と打撃の精度に課題を残したが、富山GRNサンダーバーズでプレーした今季は打率.329と克服の兆しを見せた。粗削りではあるが大器で、持ち前のハングリー精神でプロの世界で勝負する。

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