日本ハム1位・伊藤大海投手、故郷の港で仮契約し広い大きな海へ

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北海道日本ハムは、ドラフト1位で指名した苫小牧駒大の伊藤大海投手と、契約金1億円プラス出来高払い、年俸1500万円で仮契約を交わした。

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155キロ右腕

伊藤大海投手は駒大苫小牧高校でセンバツに出場し、創成館戦で完封勝利を挙げて注目をされた。東京の駒沢大に進学したものの1年秋に退部し、翌年春に地元の苫小牧駒大に入学をしている。

地元の地で花開く。大学ではエースとしてチームを引っ張り、2年時の春の大学野球選手権に出場し、150キロ級の球を投げ込んで日本文理大を完封しスカウトをあっと言わせた。2018年、2019年には侍ジャパン大学入りし、リリーフとしてメジャー予備軍に150キロの球で力勝負を見せた。

大学4年時には最速は155キロまで伸ばし、多彩な変化球をきっちり投げ込める制球力も身につけ、ドラフト会議では北海道日本ハムは「今年一番の選手」として単独1位指名をした。

北海道

北海道育ちで北海道の大学からドラフト1位で北海道の球団へ進む。この日は、故郷の苫小牧漁港で仮契約をした。名前は「大海(ひろみ)」、悩んだ時には海を見て「何で小さいことで悩んでるんだ」と前を向かせてくれた。

海は心を押し広げてくれる。高知の坂本龍馬も、青葉城の伊達政宗も、織田信長も徳川家康も、そして多くの偉人が海を見て広い世界を思い描き、今、自分が抱える悩みを小さいと感じたに違いない。

北海道からプロの大きな海へと船を漕ぎ、ゆくゆくは海外にも航海していく事になるのではないかと思う。日米大学野球で対戦したスラッガー達も対戦を待っているのではないかと思う。

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海は大学時代に眺めて「何で小さいことで悩んでるんだ」と気持ちを入れ直した場であり、釣りを楽しんだ場でもある。そして、今は自ら「第二の故郷」と思う苫小牧の水面(みなも)にプロでの活躍を誓う。「1球でも、1試合でも多くチームに貢献したい。日本を代表する投手になりたい」。心の中の願いをかなえるため、趣味の釣りも大いに活用する。

チームはエースの有原航平投手が米大リーグに挑戦する可能性があるだけに、即戦力の伊藤にかかる期待は大きい。「先発か救援かは分からないが、どこでも使ってもらえるように準備をしっかりしたい」と意気込んだ。

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