北海道日本ハムからドラフト4位指名を受けた日大藤沢高校の半田南十(みなと)内野手(18)が29日、神奈川県藤沢市の同校で指名あいさつを受けた。高校通算24本塁打を誇る走攻守三拍子そろった遊撃手は、指揮官となる新庄剛志監督(53)をお手本に、「日本を盛り上げるスーパースター」になることを誓った。
新庄監督ばりの「お祭り男」
理想の選手像は、奇しくも入団するチームの指揮官と重なった。「人を笑顔にできて、日本を盛り上げられる選手になりたい」と語る半田南十選手。新庄監督については「人を勇気づけたりされている本当にスーパースター。プレーだけではなく、新庄監督のように盛り上げて、人から愛される選手になれれば」と目を輝かせた。
その明るい性格とお祭り男ぶりは、学校生活でも発揮されている。あいさつ当日に行われた体育祭では、1300人超の全校生徒の前で、級友たちとアイドルグループ「CUTIE STREET」の「かわいいだけじゃだめですか?」のダンスをセンターで披露し、大ウケだったという。資質は十分だ。
スカウトも絶賛「天性のもの」
スカウト陣も、その才能に惚れ込んでいる。担当の坂本晃一スカウトは「人間性が素晴らしい」と切り出し、技術面についても「バットのヘッドを使うバッティングが非常にうまい。これは天性のもの。オーバースイングしなくても100メートル以上飛ばせる」と、その打撃センスを絶賛した。
半田選手も「将来的な目標は首位打者を取ってみたい」と即答。高校通算24本塁打の長打力だけでなく、抜群のミート力も兼ね備えるヒットメーカーとして、プロの世界に挑む。
「南十字星」のように北の大地で輝く
「南十(みなと)」という名前には、星が好きな父の「南十字星(みなみじゅうじせい)のように輝く人になって欲しい」という願いが込められている。北の大地・北海道で、その名のごとく輝く「スター」を目指し、半田選手のプロ野球人生がスタートする。
半田 南十 プロフィール
- 氏名:半田 南十(はんだ みなと)
- 所属:日本大学藤沢高校 3年
- ポジション:内野手
- 投打:右投
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト4位(日本ハム)。高校通算24本塁打。50メートル6秒台(記事外情報)の俊足と強肩も魅力の走攻守三拍子そろった遊撃手。天性のバットコントロールに定評がある。















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