巨人がドラフト3位、菰野高・辻東倫選手に指名挨拶

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 巨人がドラフト会議で3位指名した菰野高・辻東倫選手に、山下スカウト部長などが指名挨拶を行った。山下スカウト部長は「高校生の時の坂本よりも飛ばす力がある。ここという場面でホームランを期待されるバッターになって欲しい」とホームランを狙うスラッガーとして期待している事を話した。

 辻選手は高校通算36本塁打を記録する181cmの大型遊撃手で横浜DeNAなども注目していた選手。辻選手は巨人のドラフト3位という指名に驚きを見せたが、この日は同じ遊撃手の坂本勇人選手について「同じポジションですし、野球に対する全てを教えていただきたい」と話した。

 統一球となり長打力が減る中で、打線に切れ目が無い事が重要になってくる。特に守備力が期待される遊撃手や捕手は打撃や大目に見られる事が多く、7番、8番を打つようになると7番から始まるイニングは得点が期待しにくいイニングとなり、相手投手を楽にさせてしまう。

 巨人の場合は阿部捕手、坂本選手が捕手、遊撃手でありながら主軸を打っているところも、切れ目のない強力打線と呼ばれるポイントだと思う。もちろん守備が最も大切だが、辻選手が打てる遊撃手となれば巨人の強力打線は続くことになりそうだ。

 

 遊撃手20発、辻なら越える - スポーツ報知紙面:2012/11/01

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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