巨人・菅野智之投手は当然の1軍入り、北海道日本ハム・大谷翔平選手の打撃の評価高い

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 巨人は2月1日からスタートするキャンプの1軍、2軍メンバーを発表し、ルーキーではドラフト1位の菅野智之投手が当然の1軍入りとなった。沢村拓一、杉内、内海、宮国と先発の枠を競うことになるが、沢村、杉内、内海などはWBCに参加するため、オープン戦などの登板機会も多くなりそうでチャンスが増えそうだ。

 WBC参加組の多い先発陣はWBC終了後にモチベーションの維持など、シーズン開幕時にどれだけ調整できているかわからない。そのためにWBCに参加しない先発投手にとってはシーズン開幕に向けて調整ができるので有利といえる。菅野投手もまずは開幕ローテを勝ち取り、一気に実績を残してしまいたいところだ。

 北海道日本ハム・大谷翔平選手は始めて打撃投手を相手にバッティングを行った。初めにマシンを相手に18スイングを行うと、その後、2006年希望枠で東京ヤクルト入りし、2011年で引退した高市俊打撃投手を相手に19スイング行った。

 この打撃を見た長嶋一茂氏は「ボールを捉える間がいいよね。ボールを止めて打てる感じ。間違いなく超一級品。例えるなら高橋由伸の大型版」と話し、また「素材としては松井と同等」と絶賛した。打撃に関しては栗山監督もすぐに1軍で使える、と話すなど非常に評価が高い。

 しかし、本人の中でも投手への思いがある。まずは投手としての力をつけるためにもゆっくりと大きくなって欲しいと思う。

 

 いよいよ、背番号19がベールを脱ぐ舞台が整った。菅野は「キャンプから投げられるような準備をしています。まずはストレートを投げたい。直球がステータスだと思うので」と2月1日に思いをはせた。

 

 27日からは宮崎で合同自主トレが始まるが、14日に降った大雪の影響で練習プランの変更を余儀なくされた。このため2軍関係者によると、今回の新人自主トレと宮崎の合同自主トレでは、ブルペン入りさせない方針。菅野本人は「自主トレの様子を見ながらですけど、断言はできないですが(ブルペン入りも)あると思います」と言うように、仕上がり具合では前倒しにも意欲を見せているが、ブルペンデビュー日は、2月1日のキャンプイン当日になることが濃厚だ。

 

 「存在をアピールできればローテに入る」と川口投手総合コーチが言うように、キャンプ初日から先発枠を争うサバイバルに突入する。最初の実戦となる同11日の紅白戦までは、あと3週間となったが、「まずは自分との闘いですから。人のことを気にしている余裕はない」とあくまで自分の投球に集中。大学時代は一日に300球を投げ込むこともあったが、「たくさん投げ込んだからといって肩ができるとは思わない」とノルマは設けない意向。焦ることなく平常心で挑むつもりだ。

長嶋茂雄の再来!大谷、衝撃19スイング - サンケイスポーツ:2013/1/21

 ヒット性の当たりは約3割。イマイチ納得がいかない大谷だったが、逆に興奮、絶賛したのはこの日、日本テレビ系「NEWS ZERO」の取材で鎌ケ谷を訪れた長嶋一茂氏だった。打撃練習を行う大谷の真後ろのネットにピタリと張り付き、クギ付けとなった。

 

 「ボールを捉える“間”がいいよね。ボールを止めて打てる感じ。間違いなく超一級品。例えるなら(巨人)高橋由伸の大型版、メジャーでいうなら(メッツなどで通算335本塁打の)ダリル・ストロベリー。リストの柔らかさは…ウ~ン、父以来かな」出た。父とは、言わずと知れたミスタープロ野球、長嶋茂雄氏。父の背中を追い、幼少期からプロ入り後に至るまで、自宅地下室で打撃指導を受けてきた、燃える男のDNAを受け継ぐ息子の“重大証言”。たとえ体勢を崩しても、軸がぶれず、ヘッドが返る。打席の左右は違えど、大谷はミスターの再来になりうる。

 

 さらに一茂氏は、高校生ルーキーのスイングから衝撃を受けたのは「ゴジラ」松井秀喜氏以来だという。「入団1年目のフリー打撃、松井はマジでヤバかった。打った瞬間、ボールが焦げるにおいがしたから。大谷君はタイプこそ違うけど、素材としては松井と同等だね」

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