巨人、ドラフト5位指名の折尾愛真・松井義弥選手と仮契約、背番号65

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巨人はドラフト5位で指名した折尾愛真の松井義弥選手と、契約金3500万円、年俸500万円で仮契約を交わした。背番号は65となった。

九州のゴジラ

松井と名がつくスラッガータイプの選手は、○○のゴジラと呼ばれることはほぼ間違いない。そして松井義弥選手は191cm90kgの体があり、甲子園でもその姿を見せて九州のゴジラとして注目され、その巨人にドラフト5位で指名された。ドラフト5位で指名したのも狙いだったのかと思いたくなるくらい。

左のスラッガーとしていまは空き番号となっている背番号55の可能性もあったが、この日の仮契約後に公表された背番号は65で、55をつけるにはまだ早いという感じだった。

甲子園出場のために宿泊したホテルは、星稜の松井秀喜選手が泊まった場所で、「松井さんのサインやおかみさんとの写真が飾ってありました。目に焼きつけるというか、じっくり見ました。おかみさんが当時と同じ方で、肩を組んで松井さんと似たような写真を撮らせていただきました」と話した。

松井義弥選手は高校通算40本塁打、体は松井秀喜選手の高校時よりも大きいが、バッティングは松井秀喜選手よりも癖がなく、素直に早いスイングができる。またこれだけの体で50m6.1秒の俊足で、松井秀喜選手とは違ったスタイルの左の強打者になりそうだ。

松井秀喜選手の動画を繰り返し何度も見ているというが、松井秀喜選手の打撃はプロ野球選手からも評価が分かれる。また、担当した武田スカウトは「柳田くんですかね。それくらい大きなスケールの選手になってほしい」と話すが、柳田選手もなかなかまねできる打撃ではなく、高橋由伸選手、阿部慎之助選手、筒香選手など左の強打者は参考にする人が多いので、いろいろな選手の打撃を勉強して自分のスタイルを探してほしい。

大田泰示選手はドラフト1位で指名され背番号55を背負ったが、足もある3拍子揃った選手だったものの、大砲という意識をファンも本人も強く持ち過ぎた。松井2世という枠にはまると見誤るかもしれないので、それにとらわれないでほしい。その意味では背番号65というのはちょうど良い。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

今夏の甲子園に北福岡代表として出場。第100回記念大会のため福岡から2校で宿舎が通常より多く必要となり、26年ぶりに出場校を受け入れた神戸市内の「ほてるISAGO神戸」に折尾愛真が宿泊。同じ場所に宿泊したのが松井秀喜氏らの星稜高だった。「九州のゴジラ」は運命を感じずにはいられなかった。

武田康西日本統括スカウトは「191センチの体で俊敏な動き、走れる、守れる、身体能力が非常に高い。(目指して欲しい選手は)柳田くんですかね。それくらい大きなスケールの選手になってほしい」と期待を抱いた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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