巨人は、ドラフト1位候補にリストアップをしている近畿大・佐藤輝明選手と、近日中に面談をすることが分かった。阪神も面談を予定しており、争奪戦が繰り広げられそうだ。
争奪戦
原監督は「面談というのはとても重要。プロ野球というのは教育的な立場の中で動いている」と話し、ドラフト会議前の選手との面談で、選手の内面的な性格を知り、また球団の方針や環境などを伝えることを重視している。
その中で、1位指名を「強打の即戦力の外野手」と決めており、その筆頭候補と考えられる近畿大・佐藤輝明選手と、近日中に面談を行う。187cm94kgの左のスラッガーで、リーグ通算12本塁打、バットにこすってもライトスタンドに運ぶパワーは、もうすでに知ったところ。あとは、内面の部分でプロでやっていけるか、特に巨人というチームでやっていけるかも判断の材料となる。
佐藤選手は気持ちが強く、ビッグマウスともとれるくらいの前向きな発言をする。しかしその言葉には軽さはなく、有言実行するのではという所がある。岡本選手と共に巨人の主砲としてプレーする事に、申し分はないだろう。
同じく、チームの左の若き主砲の獲得を目指す阪神も、近日中に佐藤選手と面談を行うという。他にも埼玉西武、オリックスなども佐藤選手に注目しており、東北楽天、横浜DeNAなどもスラッガーの獲得を目指している。どこが佐藤選手を獲得できるかが、今年のドラフトの重要なポイントとなる。

巨人が10月26日に行われるドラフト会議で1位指名の筆頭候補に挙げている近大・佐藤輝明内野手(21)と、近日中に面談を実施することが28日、分かった。球団は外野を守れるスラッガーを補強ポイントに挙げており、育成方針や練習環境などをアピールするもよう。選手の人柄を事前に把握できるメリットもあり、同じく近日中に面談予定の阪神などとの争奪戦に控える。
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