巨人は、ドラフト1位で指名した関西国際大・翁田大勢投手と、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1600万円で仮契約を交わした。また背番号は15に決まった。
沢村投手の背番号
背番号は15に決まった翁田大勢投手、その前に15を着けていた沢村投手は、1年目に11勝を挙げ新人王を獲得している。水野スカウト部長は「背番号15番のルーキーは非常に相性がいいと思っている。来年、ローテーションのひとつのポジションをとって、背番号くらい勝ってくれたら最高かな」と期待を込めた。
翁田投手も沢村投手について、「ストレートが強くて、気迫があって、投げっぷりもいい投手」と話し、「10番台の背番号をつける投手は、主力として投げないといけないと感じる。背番号に恥じないような選手になっていきたいです」と意気込みを語った。
翁田投手は最速157キロの速球を投げる右腕投手で、今年のドラフト候補の中では、球速ではNO.1だったと思う。昨年に阪神2軍との試合で力のある投球を見せるなど、春先から多くの球団から注目をされていたが、春は制球が乱れ、新型コロナの感染拡大の影響もあり、アピールすることができなかった。
それでも夏に体を鍛え、フォームを磨くと、8月中の練習試合で圧倒的なスピードを見せる。9月に入りリーグ戦が開幕すると、先発として登板し157キロの速球をみせた。リーグの方針でスカウトも入れない無観客となったが、ドラフト直前にはスカウトも視察することができ、その力のある投球をみせた。
指名の経緯を見ると、2015年のドラフト1位指名の桜井俊貴投手に似ている。桜井投手も4年秋のリーグ戦で1試合だけ圧倒的な球速で投げた試合があり、それを見て巨人が単独1位指名をしている。
まだ1年を通じて良い状態というものがなく、まずは1年間を投げ通せるように、フォームを理解し、疲れても良い結果が出せるような、フォームの柔軟性を身につけてゆきたい。リリーフで思い切り投げるのも魅力だったが、先発としてどのような投球をするのか期待したい。

新人での10番台はチームの期待の表れだった。背番号は「15」に決定。1年目から同じ番号を背負った沢村は、ルーキーイヤーの11年に11勝をマークし、新人王に輝いた。水野スカウト部長は「背番号15番のルーキーは非常に相性がいいと思っている。来年、ローテーションのひとつのポジションをとって、背番号くらい勝ってくれたら最高かな」と期待を込めた。


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