福岡ソフトバンク、ドラフト1位の松本裕樹投手に背番号66

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 福岡ソフトバンクは今日、ドラフト1位の松本裕樹投手と入団交渉を行い、エース・斉藤和巳投手が付けていた背番号66を提示することが分かった。

松本選手を単独1位指名

 福岡ソフトバンクは今年、有原航平投手や安楽智大投手、そして地元の小野郁投手などがいる中で、松本裕樹投手を単独1位指名した。

 小川編成・育成部長は、「今ドラフト候補の中で一番注目してきた選手。打撃をやらせても将来中軸を打てる力を持っているほど。速さや強さは大谷に負けるけど、センスは上回る」と評価し、「金子やマエケンのようなタイプ」と話し、今年の筆頭候補として評価していた。

 その松本選手と今日入団交渉を行うが、2003年に20勝を挙げたエース・斉藤投手の背番号66を提示する事になる。松本選手は夏に右肘を故障し12月まではノースローを貫いているようだが、斉藤投手も入団後に右肩を故障しながらも復活して20勝を挙げる投手となっている。最後は再び故障で長いリハビリで引退する事となったが、その伝説的な右腕の番号を松本選手が背負うことになる。

 

大舞台で好投を

 投げては150km/hを、打っても54本塁打を記録している松本裕樹投手だが、安楽投手や高橋光成投手のように、全国の舞台での活躍や日本代表としての経験が無い。甲子園では2年春と3年夏に出場し登板しているが、2年春は好投を見せたものの凄いという投球ではなく、3年夏は故障のため思い切り腕を振ることができなかった。

 しっかりした下半身があり、肘を故障した状態でも東海大相模を下すなど高い実力を持っているが、故障を直して大舞台での経験をこれから積んでいってほしい。

 

和巳魂継承、松本、66 西日本スポーツ1面 2014/11/26

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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