ソフトバンク城島CBOが佐々木麟太郎選手の父で佐々木洋監督に指名あいさつ、8球団熱心に視察も指名2球団は連絡無し

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23日のドラフト会議で米スタンフォード大学の佐々木麟太郎内野手(20)を1位指名し、DeNAとの競合の末に交渉権を獲得したソフトバンク。28日、城島健司CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー、49)が、佐々木選手の父であり母校・花巻東高校の監督でもある佐々木洋氏(50)を訪問し、指名のあいさつを行った。城島CBOは「もしうちに縁があれば王会長の寿命は10年延びる」と熱烈なラブコールを送った。

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「王会長の寿命は10年延びる」最大限の熱意

岩手県花巻市内の同校を訪れた城島CBOは、佐々木洋監督と約50分間にわたり会談した。城島CBOは、今回の指名が「唯一無二」の存在である佐々木選手への球団からの最高評価であったことを伝えた。その熱意を象徴するように、「彼は本当に唯一無二の存在。もしウチに縁があれば(王貞治)会長の寿命は10年延びると思う」と、球団のレジェンドの名前も出して、その入団を強く望んだ。

さらに、「日本ではうちが一番、輝けて力を発揮できる球団だと自負している」と、ソフトバンクが佐々木選手にとって最高の環境であると熱弁した。

親子ともに驚いた“サプライズ指名”

今回の指名は、佐々木親子にとっても“サプライズ”だったようだ。城島CBOは、「まさか、1位で指名されるとはお父さんも麟太郎くんも思っていなかった。結果的に驚かせることになってしまった」と会談の一端を明かした。

城島CBOは、佐々木監督が「ソフトバンクから1ヶ月くらい何の連絡もなかった」と話し、他に熱心に視察していた8球団とは対照的な動きだったという。これは情報漏洩を徹底的に避ける球団の戦略であり、DeNAも同じく直前の連絡なしで、その2球団が指名競合とするという衝撃のドラフトにつながった。

11月4日に渡米、決断は来年7月以降

佐々木選手のマネジメント会社は、進路の決断は来年7月のMLBドラフト後になるという見通しを示している。城島CBOも「どちらを選ぶかは、彼の意見を尊重してあげたい。来年のシーズンを見守った上で、彼の判断を待とうと思う」と、本人の意思を尊重し、規約通り大学の全日程が終了するまで交渉を待つ方針を示した。

球団はまず、11月4日に城島CBOが自ら渡米し、佐々木選手本人へ指名あいさつを行う予定だ。「ホークスがどういうチームだとか、どう評価しているかを伝えるつもり」と語り、まずは球団の熱意を直接届ける。

佐々木 麟太郎 プロフィール

  • 氏名:佐々木 麟太郎(ささき りんたろう)
  • 所属:スタンフォード大学 2年
  • 出身:花巻東高校
  • ポジション:内野手
  • 投打:右投左打
  • 身長・体重:184cm・120kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(ソフトバンク)。DeNAと競合。高校通算140本塁打。来季もスタンフォード大でプレーし、進路は2026年7月のMLBドラフト後に決断する方針。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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