【202新入団選手発表】福岡ソフトバンクの新入団選手の推定年俸・背番号と活躍予想

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福岡ソフトバンクは12月、新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号、現在地と将来の活躍のイメージを予想してみます。

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福岡ソフトバンク2025年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 佐々木麟太郎 スタンフォード大 184/120 右左 未交渉
2 稲川竜汰 九州共立大 184/88 右右 7000 1200 13
3 鈴木豪太 大阪商業大 175/85 右右 6000 1100 26
4 相良雅斗 岐阜協立大 184/79 右右 5000 1000 50
5 高橋隆慶 JR東日本 186/94 右右 4000 1000 56
育1 池田栞太 関根学園 185/92 右右 300 360 133
育2 江崎歩 福井工大福井 168/67 右左 300 360 144
育3 大矢琉晟 中京大 178/82 右左 300 400 146
育4 大橋令和 オイスカ浜松 177/75 右右 300 360 150
育5 鈴木貴大 Club Rebase 183/92 右右 300 400 151
育6 長﨑蓮汰 滋賀学園 187/85 右右 300 360 155
育7 エミールセラーノプレンサ 幸福の科学 190/111 右右 300 360 158
育8 大山北斗 中大(準硬) 180/83 右右 300 400 164

※1位指名の佐々木麟太郎選手(スタンフォード大)との入団交渉は来年のMLBドラフトの前後に行われる見込み。

新人選手の横顔

ドラフト1位・佐々木麟太郎選手 期待度1年目:未 3年目:未

花巻東からアメリカ・スタンフォード大へ渡り、世界的な注目を集めたスラッガー。184cm120kgという圧倒的な体格から放たれる打球速度と飛距離もあり、MLBのドラフト会議でも高い評価で指名の可能性がある。入団が決まれば、柳田選手や山川選手の後継者として、あるいはそれ以上の存在として、1年目から本塁打王争いに加わるポテンシャルを秘めている。PayPayドームのライトスタンドへアーチを架ける姿を誰もが待ち望んでいる。

ドラフト2位・稲川竜汰選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆

地元・九州共立大から指名された大型右腕。184cmから投げ下ろす角度のあるストレートと、鋭く落ちるフォークが武器。大学球界でも実績十分で、大瀬良2世として注目された。

とにかく無駄のないオーソドックスなフォームというのが逆に特徴で、マウンドでゆったりとして投げながら、腕の振りよりも球が来るような印象がある。背番号13を与えられたことからも、球団の期待の高さが伺える。まだ体は大きくすることができそうで、最終的には有原投手のように、力強いストレートと変化球をうまく使って勝てる投手になるのではないかと思う。戦力の厚いソフトバンクということもあり、1年目から登板するならばリリーフとなりそうだが、自前の先発投手として育てて欲しい。

ドラフト3位・鈴木豪太選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

大阪商業大の実戦派右腕。175cmと上背はないが、右の横に近い位置からのパワーピッチングが持ち味で、ガッチリとした体格から馬力のあるボールを投げ込む。スタミナもあり、先発としてゲームを作る能力に長けているが、どちらかというと津森投手と似た感じで、リリーフでホールドを稼ぐようになるかとも思うが、似た投手を2人揃えるよりは、どちらかを先発にまわしてくるかもしれない。

制球に不安もなく、腕の角度も特徴があるため、1年目から投げられるとは思いが、戦力の層の厚いソフトバンクなので、ファームで調整してシーズン中盤から終盤に一軍の戦力となればと思う。

ドラフト4位・相良雅斗選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆

岐阜協立大出身の184cm右腕。細身ながらしなやかな腕の振りが特徴で、テイクバックの小さいショートアームだけでなく、足や体も大谷翔平投手に近いフォームといえる。ストレートは152キロを記録して伸びがある。

制球の課題がまだあるものの、将来性を評価しての指名となった。まずは体をしっかりとつくって土台を強化し、軽い腕の振りで155キロを出せるようになれば、球界を席巻できそうだ。大化けを期待する投手。

ドラフト5位・高橋隆慶選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

JR東日本から入団の大型内野手。186cm、94kgの堂々たる体格で、右の長距離砲として期待される。社会人で培った経験もあり、即戦力として一軍の厚みを増す存在。

体の軸がしっかりとしており、球を引き付ける所までしっかりと我慢ができる。そして手前まで引き付けた球を思い切り叩く感じで、インコースの球はレフトスタンドに運ぶ。

課題はポジションということになりそうで、ファーストやサードのレギュラー争いとなる。12球団屈指の厳しいポジションへの挑戦となるが、力を見せて欲しい。

育成指名選手

育成ドラフトでは総勢8名を指名。1位の池田栞太選手と7位のエミール・セラーノ・プレンサ選手超高校級の体格を持ち、共にその長打力は必見。池田選手もかなり高く評価されていた大型捕手、エミール選手は軽くスイングしてもレフトスタンドに放り込む飛距離は素晴らしい。

2位の大矢琉晟投手は、大学野球選手権でも見せたように、1試合を圧倒的な投球で投げきることができる。ただし、良い投球を見せられるのが少なく、投げてみないとわからないムラがあるため、良い投球を常に出せるようにするようにしたい。長﨑蓮汰投手も同じで、高校屈指の右腕と評価されるような素晴らしい投球も見せるが、意外と脆さを見せることもある。しかし、投げている球は140キロ中盤でも、おっと思わせるものがあり、一皮むけて欲しい。

江崎歩選手と大橋令和選手は動きの良い守備を見せる選手で、二遊間候補。8位の大山北斗投手は中央大準硬式野球部出身という異色の経歴で、硬式球への対応など課題はあるが、独自の道で磨いた投球術がプロでどう通用するか注目したい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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