埼玉西武は、ドラフト1位で競合し抽選を外した場合の指名候補として、法政大の152キロ左腕・鈴木昭汰投手をリストアップしていることが分かった。
1位指名候補
埼玉西武は、ドラフト1位指名候補に鈴木昭汰投手をリストアップしており、すでに調査書も提出済みだという。
埼玉西武はドラフト1位指名について渡辺GMが「野手の選択肢もある中で、当然先発投手もある」と話しているものの、「投手は毎年それなりに1位は出るが、なかなか野手は出ない。ある程度鉄則で、そういう野手は取るべきというのはある」と話し、近畿大の佐藤輝明選手の1位指名が有力とされている。
ただし、佐藤選手にはオリックスがドラフト1位指名を公表しており、指名すれば競合は確実な状況で、抽選で外した場合の候補として、大学生投手がリストアップされているとみられるが、左の先発が補強ポイントの中で、鈴木投手が筆頭候補という事になる。
今年のドラフト会議では左では早稲田大の早川隆久投手がいるが、1位指名は佐藤選手か早川投手と予想される。2017年には左腕の田嶋大樹投手を指名し、抽選で外しても左腕の斉藤大将投手を指名したこともあった。左腕・野手、どちらの1位指名になったとしても、抽選で外した場合には鈴木投手の指名という事になりそうだ。
ただし、鈴木投手にも多くの球団が注目をしており、早川投手の抽選をして外したチームなどが外れ1位で指名してくる可能性は高く、外れ1位でも競合となる可能性もある。



1位指名は将来の正三塁手候補の佐藤が濃厚。佐藤は1位指名を公表したオリックスだけでなく、巨人、阪神の1位指名も予想され競合の可能性が高い。渡辺GMは9月末の編成会議でドラフトの方向性について「野手の選択肢もある中で、当然先発投手もある」と説明。抽選を外した場合の1位候補もリストアップし、その中で鈴木の名前は最上位クラスに位置している。
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