慶応大・佐藤宏樹投手がトミー・ジョン手術、育成指名でもプロ入り目指す

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慶応大の151キロ左腕・佐藤宏樹投手が、10月12日にトミー・ジョン手術を受けたことが分かった。堀井監督は「今のうちにメスを入れておけば、来年のドラフトに間に合うのではないか」と話した。

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抜群のストレート

もし、大学1年生の時の球を再び投げることができれば、ドラフト1位で競合していたかもしれない。慶応大の佐藤宏樹選手は1年秋に驚異的なストレートで東京六大学で3勝を挙げ、チームの優勝に大きく貢献をした。津留崎大成投手(2019年ドラフト3位)など150キロを記録する投手がそろう慶応大の中でも球の回転数は驚異的で、佐藤のようなストレートを投げる事が、みんなの目標になっていた。

しかしその後は左ひじ痛に悩み、思うような投球はできていなかった。それでも今年4月16日に左ひじの神経移行とクリーニング手術を受け、8月31日の巨人3軍戦で1回を1安打1奪三振1四球で無失点に抑えるなど実践に復帰し、この秋もリーグ戦終盤での復帰に向けて調整をしてきた。プロ志望届も提出した。

復帰登板を楽しみにしていたが、今週の明治大との2試合も佐藤選手はベンチ入りをせず、ドラフト会議前の公式戦で投げることはなかった。実戦復帰後に左ひじの張りを訴え、精密検査を受けたあと、10月12日にトミー・ジョン手術を受けたことが分かった。ドラフト会議まで2週間前のタイミングでの手術となった。

ドラフト会議

堀井監督は「彼の今後の野球人生を考えた。今のうちにメスを入れておけば、来年のドラフトに間に合うのではないか」と話した。慶応大で1年間、復帰のための留年をさせるという事だと思う。社会人に進めば2年後のドラフト指名解禁となるが、1年間は登板ができない投手を採ることは社会人チームも難しいかもしれない。

佐藤選手は今年のドラフト会議で、育成ドラフトでの指名をされたらプロ入りするという。本来ならば指名は難しいものの、ある球団のスカウトは「本来の能力は1位クラス。育成で指名できるなら十分に検討する価値はある」と話し、すでに複数教団から調査書が届いているという。

育成ドラフトで指名を受け、1年間は球団の管理の元でリハビリし、1年後の2021年の秋くらいに投球を再開し、2022年のシーズンからの戦力となると思う。しかし、あの球を投げることができれば、左のエース格として十分活躍できる。

今年は東海大の山崎伊織投手も春にトミー・ジョン手術を受けている。ドラフト1位級の大学生右腕と左腕が、そのような状態でドラフト会議での指名を待つ事になった。選手枠を使ってしまうため支配下ドラフトでの指名は難しいとかもしれないが、持っている力は、非常にレベルの高い今年の大学生投手の中でもトップに来る投手。育成ドラフトの1位で早いもの順での指名となるかもしれない。

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慶大・堀井哲也監督(58)は「彼の今後の野球人生を考えた。今のうちにメスを入れておけば、来年のドラフトに間に合うのではないか」と説明。だが、ある球団のスカウトは「本来の能力は1位クラス。育成で指名できるなら十分に検討する価値はある」。すでに複数球団から調査書が届いており、動向が注目される。

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