ルーキー1番星はドラフト4球団競合1位の西武・隅田知一郎投手

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埼玉西武のドラフト1位・隅田知一郎投手が、オリックスとの開幕2戦目に先発し、7回1安打5奪三振無失点の抜群の投球で初登板初勝利を飾った。

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4球団競合

隅田知一郎投手は西日本工業大出身の左腕投手で、昨年の大学野球選手権で上武大から14三振を奪う投球を見せ、ドラフト会議では西武、広島、巨人、ヤクルトの4球団が1位指名した。

オープン戦でもその力を発揮して開幕ローテーション入りを手にすると、開幕2戦目で初勝利を飾った。最速は150キロを記録、得意のカーブを織り混ぜたが、前半はストレートの力で押す投球だった。終盤に疲れからか球が高めに浮いたものの、6回には杉本選手をチェンジアップで空振り三振、宗選手からも三振を奪い、6種類の変化球で粘り切った。

「1年間かけての勝負。油断は禁物。これからデータも入ってくる。始まったばかりなので頑張りたい」と話し、隙を見せない。西武に待望の左の即戦力が加わり、チームの上昇にも大きく貢献しそうだ。

埼玉西武ではドラフト2位の佐藤隼輔投手もローテーションでの登板が予定されており、この日の隅田投手の投球は力になる。

西武ドラ1・隅田 新人初勝利一番乗り 開幕2戦目は球団史上最速 - スポニチ Sponichi Annex 野球
西武のドラフト1位左腕・隅田知一郎投手(22)が26日、オリックス戦で12球団の新人初勝利一番乗りを果たした。7回1安打無失点で二塁すら踏ませないほぼ完璧な投球。開幕2戦目での新人白星は球団史上最速となった。昨秋ドラフトでは最多の4球団が競...

初回に自己最速タイの150キロを2球計測した直球があるから変化球が生きる。吉田正を初回に押し込んで遊ゴロに抑え、6回は杉本を得意球のチェンジアップで空振り三振。宗の空振り三振も「完璧に自分の勝ちだった。興奮した」と雄叫びも上げた。5三振を奪って7回を1安打だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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