早大・蛭間拓哉選手2打点も、投手陣に不安大きく

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東京六大学の社会人対抗戦が行われ、早稲田大は明治安田生命に4−12で敗れた。

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蛭間選手も反省

ドラフト1位指名候補の蛭間拓哉選手は4番センターで出場し、3回に2アウト満塁のチャンスでライト前に2点タイムリーヒットを打つなど勝負強さを見せた。

しかし、7回1アウト満塁のチャンスで打ったセンターライナーに、「ボールを引きつければバックスクリーンを越えたはず」と振り返り、「もう少し修正したい」と話した。

一方で、投手陣はこの日、12点を失った。先発した3年生の齋藤正貴投手は、投手陣で唯一リーグ戦で1勝を挙げており、横浜DeNA2軍とのプロアマ交流戦でも5回2安打無失点の投球を見せていたが、この日は初回に6失点し2回で降板した。小宮山監督も「先発経験が1人もいない中、任せた斎藤があのていたらく。これからは指導法を昭和に戻してやっていくしかないか」と話す。

昨年まで、徳山壮磨投手(横浜DeNAドラフト2位)、西垣雅矢投手(東北楽天ドラフト6位)の2枚看板が支えてきた投手陣だったが、この二人が抜けて一気に厳しくなった。仙台育英から入学した149キロ右腕・伊藤樹投手がこの日、2/3回を投げて神宮デビュー、2安打を許したものの、143キロの球を投げ、リーグ戦ではかなり登板する可能性がある。

この状況でチームを支える投手が出てくるか、また、蛭間選手を中心とした打線がチームを救うのか、この春の早稲田大の戦いが注目される。

早稲田大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
早大・蛭間 2点タイムリー放つも反省「もう少し修正したい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 今秋ドラフト上位候補の早大・蛭間が2週間後のリーグ戦開幕へ気を引き締めた。3回2死満塁から右前へ2点打を放ったが、7回1死満塁での中直を「もう少し修正したい。(中直は)ボールを引きつければバックスクリーンを越えたはず」と振り返った。
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 早大が6投手の継投で12失点。与四死球も10を数え、2週間後に迫った開幕に向けて不安を露呈した。
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