埼玉西武はこの日、渡辺GMがオンラインで取材に応じ、ドラフト会議の1位指名で早稲田大の蛭間拓哉選手を指名することを公表した。
公表した理由
渡辺GMは、蛭間拓哉の1位指名について、「広角に打てる。右も左もしっかりとしたスイングで、強い打球を打てるのが魅力。肩、足も高い能力を持っている。主力を貼れる選手。オールラウンダーだと思う」と話し、「常に全力疾走、全力プレーをする選手。将来的には侍に入れるぐらいの選手」と話した。
蛭間選手は小学6年時にライオンズジュニアにも選ばれており、浦和学院、早稲田大でいずれも日本代表入り。渡辺GMも高校時代から才能に注目をしていた。そして、「ライオンズの1つのウイークポイントに当てはまる選手」と、課題の外野陣の一角として活躍できる選手と評価しての1位指名決定となった。
1位指名を公表した理由については、「それだけ熱望、獲得したい選手、という表れ。蛭間君を本当に欲しいという気持ちを伝えたかった」と話し、また重複を回避するため、そして「験担ぎ」と話し、昨年も隅田投手の1位指名を公表し、4球団が重複したものの抽選で引き当てた事も理由の一つとして挙げた。
今年も抽選となった場合には「普通にいったら、あの人じゃないですかね」と、昨年に隅田投手を引き当てた飯田本部長がくじ引きを行う。
蛭間選手には一貫して高評価をしてきた埼玉西武、外野手が補強ポイントとして大きくなり、地元の選手ということで、すべてよしの指名となるか注目したい。



東京6大学野球で12本塁打。3拍子そろう左のスラッガーで、渡辺久信GM(57)は「ライオンズの1つのウイークポイントに当てはまる選手」と、今季固定できなかった外野の即戦力として期待。「広角に打てる。右も左もしっかりとしたスイングで、強い打球を打てるのが魅力。肩、足も高い能力を持っている。主力を貼れる選手。オールラウンダーだと思う」と説明した。

2つ目の理由は他球団へのけん制。公表することで少しでも競合の確率を減らす狙いがある。3つ目は渡辺GMが語った「験担ぎ」だ。昨年は隅田の1位指名を公表。結果、4球団が競合したが、抽選で引き当てている。



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