西武ドラフト５位・宮澤太成投手が契約金３０００万円、年俸９００万円で仮契約

埼玉西武にドラフト5位で指名された徳島インディゴソックスの宮澤太成投手が、契約金3000万円、年俸900万円で入団に合意した。

155キロ右腕

宮澤太成投手は185cm95kgの恵まれた体から、最速155キロの速球を投げる。北海道大学で札幌学生リーグで投げていた時も、その体格はひときわ目立ち、東都リーグで投げているような球を投げる投手が一人目立っている感じだった。

最速149キロのストレートに、外への小さな変化球とスライダーを投げる。当時はリーグ2部だったが、2022年秋には4勝をマーク、3試合連続完投勝利を挙げ、優勝を決めた札幌国際大戦の1安打完封勝利を挙げるなど、群を抜いた力を持っていた。

そして今年は、北海道大に在籍したまま徳島インディゴソックスに入団すると、夏にはフォークボールを磨き、またストレートも155キロを記録するなど更に成長を遂げた。

西武の潮崎編成ディレクターは、千賀投手と比較し「ああいうタイプ。あそこまでいってもらいたい」と期待すると、宮澤投手も「あそこまでの落差を投げられたら理想。まだまだ改善点はあるので、プロの良い投球を参考にしたい」と話した。

北海道と四国でその力を見せていた宮澤投手、今度はプロ野球の舞台で全国でその力を見せつけたい。大学卒業も頑張って！