西武育成ドラフト4位の濱岡蒼太投手が入団合意、神奈川の公立進学校から「世界一の投手へ」

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埼玉西武から育成ドラフト4位で指名された川和高校の濱岡蒼太(はまおか そうた)投手(18)が8日、横浜市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金350万円、年俸280万円(金額はいずれも推定)で入団に内諾した。神奈川県屈指の公立進学校から高卒で直接プロ入りする頭脳派左腕は、入団テストで「プロ平均以上」と計測されたカットボールを武器に、「世界一の投手になること」という壮大な目標を掲げた。

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「プロ平均以上」のカットボールが武器

詰め襟の学生服姿で交渉に臨んだ濱岡蒼太投手。「(1月の自主トレまで)成長する時間が短くなっているので、指名前から変わらず来年の開幕、シーズンに合わせて頑張っていかないと」と、あどけない顔を引き締め、プロとしての覚悟を口にした。

最速147キロの直球に加え、濱岡投手の最大の武器は多彩な変化球だ。担当の阿部真宏スカウトは、9月の入団テストで変化球の数値を計測した際、得意のカットボールが「プロでも平均以上の数値だった」と明かした。「非常に向上心が高くて、継続してやる力が高い選手。努力を続けてもらいたい」と、その探究心と将来性に期待を寄せた。

憧れは武内投手「足りないところを武器にしている」

神奈川屈指の公立進学校に在学し、大学受験の勉強と並行しながら夢を掴んだ。高校入学時から指導する平野太一監督は「出会った時からプロ野球選手になるということを言っていた。大学が何かに必要であればいつでも行けると本人も言っていますし、僕もそう思っています」と、教え子の夢を後押ししてきた。

入団する西武には、2年目の左腕・武内夏暉投手という目標がいる。共通の知人がいるといい、「武内さんはコントロールもいいですし、自分に足りないところを武器にしているので話を聞きたい」と、早くも弟子入りを志願した。

育成から下克上へ「早く支配下に」

近年、西武では豆田投手や菅井投手、1年目の冨士投手ら高卒育成投手が次々と頭角を現している。その激しい競争に飛び込む濱岡投手も、「できるだけ早く支配下登録されて、西武さんの優勝だったり、勝利に貢献できればいいと思います」と、力強く下克上を誓った。

濱岡 蒼太 プロフィール

  • 氏名:濱岡 蒼太(はまおか そうた)
  • 所属:川和高校 3年
  • 出身:神奈川県横浜市
  • ポジション:投手
  • 投打:左投左打
  • 身長・体重:176cm・87kg
  • 主な特徴や実績:2025年育成ドラフト4位(西武)。最速147キロ。プロ平均以上と評されるカットボールが武器の頭脳派左腕。神奈川県の公立進学校からプロ入り。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
埼玉西武ライオンズのドラフト指名予想
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【西武】神奈川の公立進学校からプロへ 育成ドラフト4位の浜岡蒼太が入団を内諾「来年の開幕、シーズンに合わせて頑張っていかないと」 - スポーツ報知
西武が育成ドラフトで4位指名した川和・浜岡蒼太投手が8日、横浜市の新横浜プリンスホテルで入団交渉に臨み、支度金350万円、年俸280万円(金額は推定)で入団を内諾した。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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