埼玉西武からドラフト5位指名を受けた山村学園(埼玉)の横田蒼和(そうわ)内野手(18)が12日、埼玉県川越市のホテルで入団交渉に臨み、契約金2500万円、年俸700万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ。小学6年時にはライオンズジュニアでプレーした経験を持つ地元っ子。憧れの源田壮亮選手への弟子入りを志願し、プロの舞台での活躍を誓った。
ライオンズジュニア出身、憧れの源田選手とチームメイトへ
制服姿で仮契約を終えた横田蒼和選手は、「目標にしていたプロという舞台なので、そこに入れるという実感が少しずつわいてきました」と顔をほころばせた。
埼玉県東松山市出身で、小学6年時にはライオンズジュニアでプレー。高校も県内の山村学園に進学し、ベルーナドームは慣れ親しんだ場所だ。入団後は、間近で見てきた憧れの存在である源田壮亮選手とチームメイトになる。「一緒にやれる機会があれば話を聞いて、プレーの向上につなげていけたら」と、球界屈指の名手への弟子入りを心待ちにした。
スカウト絶賛の打撃「体に力がある」
180cm87kgの恵まれた体格を誇る大型遊撃手で、高校通算20本塁打以上を記録したパンチ力も魅力。夏の埼玉大会では主将・エースとして背番号1を背負い、準決勝で169球を投げるなど、投手としての経験も持つ強肩も武器だ。
埼玉西武・十亀剣スカウト:「一番は体に力がある。そこを生かした打撃が一番の魅力。本塁打を打てるパワーもあるので、中長距離打者として得点を稼いでくれれば」
横田選手自身も「逆方向に強い打球を打てるのが自分の強み。コースに逆らわずどこのコースでも安打を打てるところが持ち味」と、打撃への自信をのぞかせた。
激戦区の遊撃争いへ「吸収してプレーにつなげる」
今ドラフトでは、西武は育成1位の新井唯斗選手、育成2位の今岡拓夢選手と、3人の遊撃手を指名。1年上には昨年のドラフト1位・斉藤選手もおり競争は激しい。それでも横田選手は「ライバルが多い分、しっかり聞けることも多いので、吸収して自分のプレーにつなげられたら」と貪欲な姿勢を見せた。
契約金の使い道については、「両親にしっかり話を聞いて、ほしいものがあればプレゼントしたいと思います」と孝行息子の一面も。地元の期待を背負い、「友だちも応援に来てくれることが多いと思うので、しっかりそこで活躍する姿をみせて、野球をやっている後輩に夢を与えられたら」と、恩返しの活躍を誓った。
横田 蒼和 プロフィール
- 氏名:横田 蒼和(よこた そうわ)
- 所属:山村学園高校 3年
- 出身:埼玉県東松山市
- ポジション:内野手
- 投打:右投左打
- 身長・体重:180cm・87kg
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト5位(西武)。契約金2500万円、年俸700万円(推定)。高校通算25本塁打。ライオンズジュニア出身。強肩強打の大型遊撃手。



httpss://hochi.news/articles/20251112-OHT1T51226.html?page=1
httpss://nishispo.nishinippon.co.jp/article/961064?rct=lions





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