千葉ロッテがスカウト会議、ドラフト1位は桐光学園・松井裕樹投手が最有力

松井裕樹, 桐光学園

 千葉ロッテはスカウト会議を開き、ドラフト1位候補を5人程度に絞り込んだが、初めて参加した伊東監督が桐光学園・松井裕樹投手の獲得を希望し、最有力である事が分かった。

 伊東監督は9月23日に林球団社長、松本編成統括、永野チーフスカウトと緊急のドラフト会議を行っており、その際に松井裕樹投手の名前を連呼しながら帰っていったと報道があり、松井裕樹投手が最有力と見られていたが、この日の会議終了後に、「1位は現状では即戦力の投手だね。最近にぎわせている投手。強豪覚悟でぜひ一緒にやりたい」と話し、その後に「僕が欲しいのは左だから。話題性だけじゃなく実力もある」と続けた事から、話題性のある左腕投手という事で松井裕樹投手であることを示唆した。

 また林球団社長も「監督の意向を最大限考慮する。最有力候補であることは間違いない」と話し、松井裕樹投手の1位指名がほぼ固まったようだ。これで千葉ロッテは藤岡貴裕投手、松永昂大投手に続き3年連続の左腕投手指名となる。エースの成瀬投手の故障と藤岡投手の伸び悩みが影響しており、当初リリーフだったルーキーの松永投手がシーズン後半からは先発に回るなど、左腕投手のやりくりが続いている。

 また、ドラフト候補全体では50人程度まで絞り込んだ。2011年、2012年と4人だけの指名が続いたが、今年はけが人が続出して戦力不足になった事から、育成選手も含めて5~7人を指名するとのこと。候補として挙がっているのは、層が薄くなっている捕手の候補として福岡大・梅野隆太郎捕手、また伊東監督が右の内野手の補強も要望している事から東海大甲府・渡辺諒選手や上武大・三木亮選手、盛岡大付・望月直也選手などが候補と考えられる。梅野捕手については福岡ソフトバンクが2位指名が濃厚で指名の可能性は低く、その場合には大商大・桂依央利捕手を3位指名すると見られる。

 伊東監督の松井への評価は一貫していた。初めてスカウト会議に出席し、3時間以上かけて上位指名候補選手の映像をチェック。昨夏の甲子園では1試合22奪三振をマークした高校球界No・1投手の投球は、どの選手よりも輝いて見えた。

 「1位は現状では即戦力の投手だね。各球団から高く評価されている投手。ぜひ一緒にやりたい」

 会議ではJR東日本・吉田一将や九州共立大・大瀬良大地といった注目の投手も話題に上がったが「(その2人は)右でしょ。僕が欲しいのは左だから」。ラブコールを送った相手は松井であるのは明らか。事実上の1位指名公言といえる。

 中略 

 類いまれなるスター性にも魅力を感じている。「話題性プラス実力もある、お客さんが呼べる選手というのは大事」と考える指揮官の方針にフロントも同調。林信平球団本部長は「監督の意向を最大限考慮する。(松井が)最有力候補であることは間違いない」とした。

 ロッテは10日、QVCマリンフィールドで24日のドラフト会議に向けたスカウト会議を開き、神奈川・桐光学園高の松井を最有力候補に挙げた。林運営本部長は競合する可能性があるが「最有力候補の一人であることは間違いない」と話した。

 候補選手の人数を1桁にまで絞り込んだ。松井は高校生ながら即戦力投手として高く評価している。会議に出席した伊東監督は「先発を中心に補強していかないといけない」と述べた。


PAGE TOP