千葉ロッテは、ドラフト2位で指名した明石商・中森俊介投手と、契約金6000万円、年俸720万円で仮契約を交わした。高校野球の世代をリードしてきた投手。
世代をリード
中森俊介投手は、1年で夏の甲子園に出場すると、最速145キロを記録して注目された。そして2年春のセンバツでは、4試合に登板して最速147キロの球を軸に決勝戦に進出、智弁和歌山や東邦と対戦した。
2年夏も甲子園に出場すると、高校2年生の時点で最速となる151キロを記録、履正社戦で敗れたものの、全国大会で、ひとつ上の3年生の世代にチャレンジし続けたこの世代のトップリーダーだった。
3年生となり、センバツ出場が決まっていた。最上級生となり集大成となる今年だったが、新型コロナの影響でセンバツ、そして夏の甲子園大会も中止となった。記録上はセンバツ出場にカウントされ、4度の甲子園出場となったが、5大会連続出場は奪われた。
そして今年、中京大中京の高橋宏斗投手が最速154キロを記録、甲子園交流戦でも中森投手よりも球威ある投球をみせ、また福岡大大濠の山下舜平大投手も153キロを記録し、ドラフト会議では中森投手よりも早いドラフト1位で指名された。
評価としては高橋投手がこの世代の投手NO.1となるだろう。しかし、高橋投手も含めて、この世代の多くの投手が、トップリーダーとして中森投手を認めているはずだ。
来年からはプロで、今年更新できなかった球速のアップも目指す。千葉ロッテには佐々木朗希投手という怪物もいる。プロでもひとつ上のトップリーダーと競い合い、これからもこの世代のトップであり続けるだろう。

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ロッテからドラフト2位で指名を受けた明石商・中森が、神戸市内のホテルで契約金6000万円、年俸720万円で契約した。
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