千葉ロッテは12月7日に新入団選手の発表を行った。選手の推定年俸、背番号をまとめます。
千葉ロッテ2022年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 菊地吏玖 | 投 | 専修大 | 183/93 | 右左 | 10000 | 1600 | 28 |
2 | 友杉篤輝 | 内 | 天理大 | 171/70 | 右右 | 7000 | 1200 | 10 |
3 | 田中晴也 | 投 | 日本文理高 | 186/92 | 右左 | 5000 | 600 | 35 |
4 | 高野脩汰 | 投 | 日本通運 | 183/87 | 左左 | 5000 | 1150 | 34 |
5 | 金田優太 | 内 | 浦和学院 | 183/83 | 右左 | 3000 | 500 | 68 |
育1 | 吉川悠斗 | 投 | 浦和麗明 | 185/82 | 左左 | 300 | 230 | 127 |
育2 | 白濱快起 | 投 | 飯塚 | 192/87 | 右右 | 300 | 230 | 128 |
育3 | 勝又琉偉 | 内 | 富士宮東 | 188/87 | 右右 | 300 | 230 | 129 |
育4 | 黒川凱星 | 内 | 学法石川 | 178/75 | 右右 | 300 | 230 | 130 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・菊地吏玖選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
多彩な変化球を投げ、相手投手を見ながら投球をするようなタイプの投手で、最速は152キロだが技巧的な投球が持ち味と言える。圧倒する投球というよりは、6回を3失点に抑えるようなQSが目安となりそうな投手で、イニングを喰ってくれる投手として、長年活躍をするような感じ。
ドラフト2位・友杉篤輝選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
ショートの守備では今年NO.1と言って間違いない。プロでも1年目から守備に関しては即戦力で、打撃で結果を残して行けるかどうかが、ショートを守り続けるためのポイントとなる。打撃についてはコンタクトや足のスピードを活かす感じで、打球の強さはそれほどでもないため、トレーニングで体を強くして打球速度を少しでも上げてゆきたい。
ドラフト3位・田中晴也選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆
体も十分あり、高校2年時から球の威力は非常に魅力だった。また、打撃に関しても高校時代の山口選手(明桜)よりも良いくらいでそちらの期待もあったが、投手として十分プロでやっていけると思う。制球力も高く、粗くない本格派投手で、チームのエースになれる存在。
ドラフト4位・高野脩汰選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
体を倒しながら投げて腕が上から出てくるフォームから、一度浮き上がってから落ちるような独特の変化球を投げる。この変化球が通用するかがプロでできるかのポイントとなるが、そのためにはストレートの球速、制球が大事になりそうで、143キロ前後の球速を145キロ超に持っていけるか、またはストレートの制球を更に磨けるか。
ドラフト5位・金田優太選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆
投手として130キロ後半の速球を投げる肩の強さや、インパクトの強い打撃が注目されるが、ショートとしてのフットワークが素晴らしく、柔らかさを感じさせる内野手。この特徴を活かし、上背や体のパワーも生かして強打の遊撃手になっていくイメージができる。将来はショートのレギュラーを取っていそうな気がする。
育成指名選手
吉川悠斗投手は長身の左腕投手で、とにかくストレートと変化球のキレが素晴らしい。140キロでも面白いように空振りが奪える投手で、将来が非常に楽しみ。白濱快起投手も高校3年時は調子を崩したが、2年時の投球は球の威力も抜群で、高いポテンシャルを持っている。
大型遊撃手として話題となった勝又琉偉選手や、ショートで高い守備力を見せる黒川凱星選手など、徹底的に投手と遊撃手を指名し、この年のドラフトでショートのレギュラーを取っている選手が出て欲しいと期待が高い。


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