東京ヤクルトのドラフト2位・星知弥投手が仮契約、背番号24

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東京ヤクルトはドラフト2位で指名した明治大の星知弥投手と、契約金7500万円、年俸1200万円で仮契約を交わした。背番号は24。

神宮で迎え撃つ

星知弥投手は宇都宮工時代に149キロの速球を投げ、プロも注目したものの明治大へ進学をした。その明治大では1年目から154キロを投げて周囲を驚かせ、3年後のドラフト1位候補と期待をされたが、リーグ戦では速い球を投げても打たれ、四死球や暴投で苦しむ投球が続き、3年までは0勝2敗と結果を残せなかった。同学年でエースとして勝ち星を積み重ねる柳裕也投手とは成績でかなりの開きがあった。

しかし4年春にリーグ戦初勝利を挙げる。2戦目の先発として登板し規定イニングには未達だったが投球回も28イニングを越えて、通して投げる事ができたシーズンだったと思う。そしてこの秋、3勝2敗の成績を残すと、明治神宮大会ではリリーフとして好投を見せた。力強い球を投げ、勝負所での150キロ前後の球に、プロでも勝負できる力を見せていた。

神宮球場を本拠地とするチームとして、中日に進んだエースの柳投手を迎え撃つ形となる。「柳とライバル関係になる。できれば神宮で対戦して、投げ勝ちたい」と話した。

ヤクルトでは先発になるか、または短いイニングで勝負するのか起用法はわからないが、最速156キロの速球の質を磨いて欲しい。今年つけた投球への自信は、プロでも武器となりそうだ。

明治大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

本拠となる神宮について「一番投げやすい球場。(明大で同僚の)柳とライバル関係になる。投げ合ったら負けたくない」と中日のドラフト1位右腕の柳との対決を心待ちにする。

対戦したい打者にはDeNA・筒香を挙げ「通用するかわからないですが、持てる力を全てぶつけていきたいです」と意気込んだ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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