ヤクルトが新入団選手発表、選手の推定年俸・背番号と活躍の予想

2020年ドラフトニュース東京ヤクルトドラフトニュース

東京ヤクルトはドラフト会議で指名した10選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。

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ヤクルト2020年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 木澤尚文 慶応義塾大 183/85 右右 9000 1600 20
2 山野太一 東北福祉大 172/77 左左 7000 1200 21
3 内山壮真 星稜高 172/72 右右 5000 800 33
4 元山飛優 東北福祉大 180/79 右左 4000 720 6
5 並木秀尊 独協大 170/71 右右 3300 500 0
6 嘉手苅浩太 日本航空石川 191/105 右右 2300 480 67
育1 下慎之介 健大高崎 183/87 左左 320 280 019
育2 赤羽由紘 BC・信濃 178/78 右右 320 280 023
育3 松井聖 BC・信濃 176/78 右左 320 280 022
育4 丸山翔大 西日本工業大 192/80 右左 320 280 017

 新人選手の横顔

ドラフト1位・木澤尚文選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆

真っすぐの球速はだいたい140キロ後半を記録し、140キロ前後で大きく沈む球が特徴となる。状態の良い時はこのコンビネーションで手も足も出ない投球を見せるが、状態が良くない時に粘れる投球が必要となる。

また大学では先発としてもリリーフとしても登板をしており、タイプ的にはリリーフという印象もある。1年目は良い投球と課題を見せる投球を繰り返しながら、プロでの自分のポジション、スタイルをイメージしていく1年となるか。

1年目は5勝目標、3年目に20H以上を挙げるような投手。

ドラフト2位・山野太一選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆

小柄だが150キロ前後の伸びのある球を低めに集めることもできる投手で、こちらも良い時は0点が永遠に並ぶ感じだが、良くない時は迫力を感じない。投球の経験があるので、早めにプロでの感覚を身につけそうで、2年目以降にピッチングスタイルが、石川投手のように変わっていく可能性もありそう。

1年目は5勝、3年目に10勝を挙げたい。

ドラフト3位・内山壮真選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

遊撃手としても高い守備力を見せ、捕手としてもセンスを見せる。打撃でもセンス抜群で、1年目のファームで.280くらいを期待したい。ディフェンスではショートに元山選手を獲得しているので捕手としてプレーすることになりそうだが、ショートの可能性を残しつつという感じにもなりそう。小柄だが大きく動ける選手なので、個人的にはショートとして期待をしているが。

1年目はファームで打率.280、後半に1軍に出場し、3年目から捕手でレギュラー定着。

ドラフト4位・元山飛優選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

性格的に明るく、開放的な選手だが打撃は感性というよりもしっかりと落ち着いたものを見せる。守備では華のあるプレーと言う感じだが、正面のゴロの補給などで基礎部分がまだ必要と感じられる。人工芝の球場ならば問題は無いが、甲子園やマツダなどでもプレーするためには、プロでは短い正面のゴロを捕球することを繰り返す事になると思う。そこでしっかりと基礎を磨きたい。

1年目で1軍で50試合出場、3年目にはショートでフル出場。

ドラフト5位・並木秀尊選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

足に関しては抜群な物があり、1年目から足で魅せることができる可能性もある。しかし、足だけではもったいないので、打撃をしっかりと見に付けたい。首都リーグ2部も決してレベルは低くないが、プロのスピードに対応することができるかがポイント。

1年目は1軍で10盗塁よりも、ファームで打率.250を期待し、3年目に1番センターで出場をしたい。

ドラフト6位・嘉手苅浩太選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

超大型の右腕投手で。プロではすぐに150キロに到達するだろう。投球に粗さもなく、しっかりと投げられる投手という印象で、良い状態であれば1年目から1軍に顔をだすかもしれない。不調になった時に自分の体やフォームを正確に理解してもとに戻せるか、そこをクリアしてゆきたい。

1年目はファームで50イニング登板、3年目には1軍で5勝。

育成ドラフト1位・下慎之介選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆☆

素材の良い左腕。フォームを見て惚れる人は少なくない。体も大きく、下半身も安定感がある。高校野球ではもっと結果を出していてもおかしくないが、今年は新型コロナの影響で登板数が少なかった事もある。

1年目にファームで50イニングを投げ、2年目にファームで結果を残して支配下登録されたい。

育成ドラフト2位・赤羽由紘選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

思い切りの良い打撃で逆方向にもスタンドに運べる力がある。まずはファームで結果を求められる事になるが、まだ高校卒2年目の選手でもあり、守備も含めて総合的に作り上げたい。

1年目でファームで2ケタ本塁打をうち、2年目にファームでレギュラー出場して支配下登録されたい。

育成ドラフト3位・松井聖選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆

捕球してから送球までのモーションが早く、肩でアピールできる捕手。ファームでの捕手要員から抜け出るために、肩では毎回アピールする事が必要で、更に打撃でも結果を残したい。大学卒で独立リーグでプレーをしており、時間はあまりない。

1年目にファームで打率.250をクリアしたい。

育成ドラフト4位・丸山翔大選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆

超大型の右腕投手。就職のため内定も得ていたが、秋まで野球を続けて結果を残したことで野球を続け、プロ入りを果たした。とにかく192cmという素材を評価されての選手なので、まずは80kgの体重を90kgにしたい。

1年目は体重90kg、150キロ到達。3年目に支配下登録したい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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