阪神、JX-ENEOSのMVP左腕・大城基志投手をドラフト上位候補に

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 阪神がJX-ENEOSの大城基志投手をドラフト上位候補としてリストアップしたとサンケイスポーツが報じた。

都市対抗2年連続MVP、日本選手権でも

 大城基志投手は172cmと小柄で球速も130km/h台が多いが、バッターのインコースへストレートで攻め、大きな変化球、小さく曲がる変化球を巧みに操る投手で、バッターから腕の振りが見づらいフォームも特徴の投手。宜野座高校出身で宜野座カーブと呼ばれる鋭いカーブも投げる。

 元々プロ入りの意思が強く、昨年の都市対抗でMVPとなる橋戸賞を獲得してドラフト会議での指名を待ったものの指名されなかった。そしてドラフト会議直後に行われた日本選手権でもMVPを獲得し、指名されなかった悔しさをぶつけたと話した。今年は今年も都市対抗で5試合全てに登板して好投し、チームの都市対抗連覇に貢献して2年連続の橋戸賞に輝いた。

球団関係者は左のリリーフとして即戦力評価

 阪神は左腕投手が不足している上に、リリーフ陣もベテランが揃い層が薄くなってきている。記事によると阪神の球団関係者は「左のワンポイントとして即戦力でいける」と大城基志投手を評価しているようだ。

 球速が130km/h台が多いものの変化球とフォームに特徴があり、つぼにはまれば大活躍が期待できる投手だと思う。こういう投手を苦手と感じる打者も多いだろう。簡単に都市対抗2年連続MVPや日本選手権MVPを取れるわけではない。やはりずば抜けたものを持っているのだと思う。プロでどんな投球をするのか楽しみな投手だ。

  球団関係者は「左のワンポイントとして即戦力でいける」と明かした。大城は1メートル72、68キロと小柄で、直球は140キロ前後だが、キレのあるスライダー、カーブなどを操り、社会人ではレベルの違いをみせつけている。

  2012年の都市対抗ではMVPにあたる橋戸賞、同年秋の日本選手権でも最高殊勲選手賞を獲得したが、同年のドラフト会議で指名はされなかった。だが、今年の都市対抗でさらにレベルアップした姿を見せた。準決勝の完投勝利を含む5試合すべてに登板し、2年連続でMVPを獲得。チームを51年ぶりの連覇に大きく貢献する活躍が、虎のスカウト陣の目に留まった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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コメント

  1. 是非、大城と又吉と嶺井を指名してください。

    よろしくお願いいたします。