阪神、来年のドラフト会議で京都大学の田中英祐投手をリストアップ

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 来年のドラフト会議では国立大出身のドラフト候補に注目が集まりそうだ。

京都大学・田中英祐投手

 京都大学の田中英祐投手は兵庫の進学校・白陵高校から現役で工学部に合格すると、1年生でリーグ戦にリリーフで出場し147km/hを記録した。2年春には近大戦で好投すると、続く関学大を9回5安打9奪三振で完封し京都大のリーグ戦での連敗を止めた。

 今年の春には立命館大、近畿大を破るなどリーグを代表する投手となると、秋は同志社大戦で7回2アウトまでノーヒットノーラン(9回1失点で0-1で敗れる)の好投を見せると、立命館大戦では延長21回を完投し無失点に抑えて引き分けに持ち込み、5日後にも同志社大を延長14回まで無失点(15回に3失点し敗れる)に抑える好投を見せている。今シーズンは5試合59回を投げ、防御率は1.22。

阪神、巨人が高い評価

 野球部員を推薦で集める他大学とは打線の層に差があり不利な環境にはあるが、それでこれだけの好投を見せ、既に巨人のスカウトは、このリーグのこの世代の右腕ではNO1と評価をしていた。阪神も球団首脳が「いい投手ということは聞いているし、リストには入っています」と発言し、来年のドラフト候補に名前を連ねている。

 高校生、大学生の上位候補が多いと見られるため、ドラフト1位2位での指名は難しいかもしれないが、もし今年のドラフトであれば、2位以内の指名もあったのではないかと思える素質を持っている。

名古屋大・七原優介投手

 もう一人国立大に注目候補がいる。名古屋大の七原優介投手は180cmの身長から152km/hの速球を投げ、リーグ2部ではあるが常に好投を見せている。中日2軍と愛知大学リーグ選抜との試合でもメンバーに選出されると、リリーフで登板し好投した。

 愛知リーグ2部で活躍した浅尾拓也投手が、中日から2006年の大学社会人ドラフトで3位指名されると、いまやプロ野球を代表するリリーフ投手となっているが、七原投手も浅尾投手と同じくらいの評価ができる投手でこちらはドラフト2位以内が確実ではないかと思う。

 国立大にもこれだけの逸材がいる来年のドラフトは候補の層が厚い。

  阪神が来秋ドラフト候補に京大・田中英祐投手(3年)を早くもリストアップしていた。

 大学通算勝利は4勝ながら、最速148キロを誇る本格派。プロ入りとなれば、京大からは初の快挙となる。「いい投手ということは聞いているし、リストには入っています」と球団首脳。一躍脚光を浴びたのが9月21日の立命大戦だった。延長21回を完投し、堂々の無失点。今秋リーグ戦は5試合59イニングを投げ、防御率は1・22だった。田中は白陵(兵庫)から現役で工学部に合格。工業化学を専攻している。

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