阪神ドラフト1位・岩貞祐太投手は2月26日オープン戦デビューへ

岩貞祐太

 阪神ドラフト1位の岩貞祐太投手の育成プランを、中西投手コーチが明らかにした。

 

2.26

 東北楽天・松井裕樹投手はランニング中心の育成型、東京ヤクルト・杉浦稔大投手は球数制限を設けて徐々に上げていく、そして阪神の岩貞投手は球数制限は設けない形で進めることがわかった。

 中西コーチは岩貞投手を映像でチェックし「かなりいいみたいだ、投球フォームは能見に似ている」と話した。「右打者の外角、左打者の内角の使い方が疑問」と課題を見つけたが「キャンプで課題としてやっていけば、そこそこやっていける」と続けた。外れ外れ1位ではあるが岩貞投手に対する評価は上々のようだ。

 そして中西コーチは「投げれるように調整してくるだろう、スカウトからそう聞いている」と合同自主トレからブルペンで投球を見る。そして、キャンプでは第1クールからプルペン入りさせる。「大卒だから晋太郎の様には球数制限はないだろう。」と調整を本人に任せる形にする。

 そして、2月23日前後にシート打撃に登板させ、2月26日のオープン戦初戦で先発のマウンドに送るプランを明らかにした。ドラフト1位ルーキーは早め早めに調整することになるが、これに勝ち抜かなければ1軍ローテーション入りはつかめないという事だろう。

 

左腕の伝統

 阪神には伝統的に左腕エースが居た印象がある。古くは江夏豊投手から、中田幸司、湯舟敏郎、井川慶、そして能見篤史と続く。その能見投手も30代後半に差し掛かり、伝統を継ぐサウスポーの登場が待たれる。榎田大樹投手も候補として挙がるが、岩貞祐太投手もその伝統を継ぐサウスポーの候補として挙がってくる。右腕投手を外しての指名というのも、縁なのかもしれない。

 最速148km/hのストレートと鋭いスライダーは大きな武器で、2ケタ三振を奪って完封する試合を何度も見せた。ドラフト会議時では、松井裕樹や大瀬良大地を外した球団のうち3球団が外れ1位で柿田裕太投手を指名し、抽選で外した1球団が岩貞祐太を指名した。横浜DeNAも柿田投手をはずしていたら岩貞投手の指名だったことから、評価の順序は各球団とも一致していたといえる。

 岩貞投手より評価された投手はくしくもセリーグに入団する。大瀬良大地投手、柿田裕太投手よりも上の成績を出す事が1年目の岩貞投手の目標となる。

 ドラフト1位左腕に「制限」は必要ない。タテジマ戦士として1年目から即戦力として期待される岩貞の、育成計画が明らかになった。

 「藤浪のように18歳じゃないので。球数制限もしない。ハイペースはよくないけど、早ければ(2月)26日に1イニングでも投げられればな」

 中西投手コーチの言葉からは、高い期待感がうかがえた。

 今春沖縄1軍キャンプで、高卒の藤浪は第1クール中は捕手を座らせての投球は一切行わず、球種も直球のみに絞られていた。慎重に調整を進め、実戦デビューも3月2日の練習試合・オリックス戦(安芸)。故障リスクを最大限に考慮しての育成プランだった。しかし、同じドラフト1位でも左腕には、全く当てはまらない。

 プランを実行するために中西コーチは、1月上旬から鳴尾浜でスタートする新人合同自主トレ初日を視察することを明言した。「見に行くよ。(岩貞が)どれぐらいできるか、流れを見て」。状態の仕上がりを確認し、その後の練習メニューなどを決定していく。状態次第では合同自主トレ中に変化球も交えた本格的な投球練習を行っていく可能性もある。

中西コーチ断言、岩貞は1年目の能見超える - デイリースポーツ:2013/12/2

 


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