阪神、即戦力投手を指名方針、3月8日に近大・畠世周投手をチェック

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阪神の2軍が3月8日に、近畿大と交流戦を行う事が分かった。最速150キロを投げ、昨秋リーグ戦で4完封を記録した近大・畠世周投手をチェックする。

畠世周投手

畠世周投手は186cmの大型右腕で、最速150キロを記録する。昨年春までは目立った成績を残せていなかったが、昨年秋に開幕の同志社大とのカードで2試合連続完封、続く関西大の初戦も完封し3試合連続完封を記録した。そして京都大戦でも完封し6勝3敗でそのうち4完封という活躍を見せている。

田中正義投手が注目される中で、それに続くランクとして畠世周投手の名前が挙がるが、生田目翼投手や加藤拓也投手などに比べるとまだ映像や情報も少なく、ベールに包まれている。

 

即戦力投手ドラフト1位指名方針

その畠世周投手が、3月8日に鳴尾浜で阪神の2軍と交流戦を行う事が分かった。プロ2軍相手という事で畠投手にとっても腕試しをする絶好の機会、登板することが予想される。

対戦する阪神2軍も掛布監督の他、スカウト陣も集まってチェックをする事になりそうだ。阪神は昨年のドラフトで1位で高山俊選手、2位で坂本誠志郎捕手を指名した。そのため今年は投手の補強を優先させる可能性が高く、創価大・田中正義投手の1位指名が有力。ただし複数球団が重複する事が予想されるため、抽選で外した時の指名候補選びが、今年のスカウト活動の重要なテーマとなる。

流通経済大の生田目翼投手や東京ガス・山岡泰輔投手の名前が挙がっているが、畠投手のピッチング次第では、外れ1位の筆頭か、または単独1位指名を狙ってもいい投手、という評価になってくるかもしれない。

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阪神2軍が3月8日に関西学生リーグの近大と交流戦(鳴尾浜)を行うことが26日、分かった。近大には今秋のドラフト上位候補、畠世周(はたけ・せいしゅう)投手(新4年)が在籍しており、右腕を掛布雅之2軍監督(60)が生チェックする。

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