阪神が慶大・加藤拓也投手を本部長以下6人のスカウトで視察

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東京六大学の慶大vs立大の試合では、慶大・加藤拓也投手に対して、阪神が高野球団本部長以下6人のスカウト視察を行った。

防御率1位

慶大の加藤拓也投手は最速153キロの速球を投げる右腕で、速球の力で抑え込む事ができる力投は右腕投手。4年生になった今季は投球の幅を広げ、変化球などを織り交ぜる投球も安定した。

この日は常時140キロ以上、最速150キロを記録した速球で立教大を9回4安打8奪三振に抑えた。6回に先頭打者に四球を与えてその後に暴投で1点を許し、それが決勝点となって0-1で敗れた。それでも今季は3勝1敗、防御率は0.55でリーグ1位となり、1年生の時から投げてきた加藤投手の集大成といえるような投球をしている。

外国人みたいな投手

この加藤投手については、既にプロ側も評価は固まっており、スカウトからのコメントはあまり出てこない。しかしこの日は阪神が高野球団本部長、畑山統括スカウトなど6人で視察を行い、「闘争心もあって、外国人みたいなパワーピッチャー。日本人には珍しい」と評価した。

この日はほかにも明治大の柳裕也投手、星知弥投手、立教大の田村伊知郎投手、早稲田大の石井一成選手などが登場する日という事もあったが、これらの投手と比較しても上の方にランクされたのは間違いないだろう。

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

2016年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

阪神は高野球団本部長ら6人で視察。畑山統括スカウト補佐は「闘争心もあって、外国人みたいなパワーピッチャー。日本人には珍しい」と評した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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