阪神、大阪ガス・土肥星也投手をリストアップ、9球団が調査書

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阪神は大阪ガスの186cm左腕・土肥星也投手をリストアップしていることが分かった。土肥選手には9球団が調査書を送っている。

大型左腕

阪神は筒井投手、小嶋投手と、かつてドラフト上位で指名した左腕投手を戦力外としたが、今年のドラフトでは入れ替わるように大阪ガスの土肥星也投手を狙っていることが分かった。土肥投手は最速147キロの速球を投げ、チェンジアップ、スライダー、シンカーなど多彩な変化球で粘りのある投球を見せる。今年は左肩痛に悩まされたものの、9月9日の日本選手権近畿予選では5回2失点と復帰登板をしている。

阪神は年始のチーム始動日から畑山統括補佐が大阪ガスを訪れ、酒居知史とともに土肥投手を「スケールの大きな投手」と注目していた。また球団関係者は「素材的には横山タイプ」と話し、2014年ドラフト1位の横山雄哉投手クラスとして評価をしているという。

左腕投手としては、名古屋経済大の中尾輝投手、中部学院大の床田寛樹投手といった左腕投手にも調査書を送っており、3位4位あたりでの指名が予想される。

土肥投手には9球団から調査書が届いているといい、3位4位あたりでいずれかの球団に指名されるとみられる。

2016年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト

阪神は今年のチーム始動日から「スケールが大きい」と評価する畑山俊二アマスカウト統括補佐がマークを開始。同スカウト統括補佐は9月9日の新日鉄住金広畑戦もネット裏からチェックしており、復調マウンドも確認した。別の球団関係者は「素材的には(14年ドラフト1位の)横山タイプ」とも評価。今季、故障に泣きながら2勝を挙げたホープ左腕を引き合いに、期待を寄せた。すでに阪神を含む9球団が調査書を送付している。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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