阪神、畑山チーフスカウトは「好投手との対戦」」で清宮選手、安田選手を見極めていく

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阪神は今年のドラフトの目玉・早稲田実の清宮幸太郎選手と履正社の安田尚憲選手を畑山チーフスカウトが担当する事になっているが、畑山氏は好投手との対戦を重点的に視察し、二人の素質を見極める方針。

将来の4番候補

清宮選手と安田選手、共に左のスラッガーで各球団とも将来の4番候補としてすでに名前が何度も挙がっている。阪神はこの二人の担当に畑山チーフスカウトを充て、同じスカウトの目で二人を見極めていく体制を整えた。

その畑山スカウトはチェックするポイントとして、「清宮君にしても安田君にしても、スイングの力とパワーがあるのは分かっている。良い投手と対戦する試合を重点的に見たいと考えている」と話し、好投手との対戦の場面を中心に視察をしていく事を明らかにした。

「ホームランの数を見ても、彼らがすごい打者というのは分かる。だからこそ対応力を見られるように、そこは逃さずチェックしていきたい」と話す。昨年秋の東京大会決勝で、清宮選手は日大三の櫻井周斗投手のインコースの球とスライダーにフォームを崩され5三振を喫した。低めのストレートをうまく運ぶ高い技術を持っている清宮選手で長打を打てるポイントをしっかり持っているのが強みだが、大きな課題があることを見せた。

その後の明治神宮大会では静岡高校の左腕・池谷蒼大投手から2安打を記録したが、プロの投手と対戦する中ではこの課題を見逃すはずはない。この課題の大きさがどのくらいか、それを克服できる対応力があるかなどを好投手との対戦のなかから見極めていく。

この二人のうちから獲得した選手は、チームとして将来の4番になっていく選手として育てていく事になる。将来のチームの命運を左右する重要な仕事となりそうだ。

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東京と大阪をまたいで昨年から両選手を担当する畑山チーフスカウトは「清宮君にしても安田君にしても、スイングの力とパワーがあるのは分かっている。良い投手と対戦する試合を重点的に見たいと考えている」と明かした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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