巨人、ドラフト2位・畠世周投手の右肘遊離軟骨除去手術は予定通り

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巨人がドラフト2位で獲得した畠世周投手が右肘の遊離軟骨除去手術をしたことが報道されているが、ドラフト指名時には手術を受ける予定であることが分かっており、予定通りの事で騒ぐことではない。

指名あいさつ時にすでに手術を予定

畠投手は右肘の痛みがあることはドラフト前から分かっており、巨人がドラフト2位で指名した後に指名あいさつをした10月25日には、11月に右肘の遊離軟骨除去手術を受ける事は予定されていた。(巨人がドラフト2位・畠世周投手に指名あいさつ 

1月9日の合同自主トレ初日に別メニュー調整となった事で一部報道で「手術が発覚」とし、首脳陣が揺れているというような報道がされているが、予定通りの行動といえる。11月の時点では「キャンプに間に合わせる」としていたが、その回復状況については「全然分からないです」と話しており、やや遅れるかもしれない。

素質型の投手だが2位でなければ獲得できなかった

ただし、畠投手は即戦力というよりは持っている素質を評価されての指名だった。これは東北楽天のドラフト2位・池田隆英投手や東京ヤクルトドラフト2位・星知弥投手、埼玉西武・中塚駿太投手と同様の評価といえる。ドラフト2位指名だから即戦力じゃないといけないという事ではない。

確かに巨人の前スカウト部長の山下氏は近畿大出身で、昨年が最後のドラフトという事であれば、出身大の選手である畠投手を自然に高く評価していたのかもしれない。また立命大出身の桜井俊貴投手(2015年ドラフト1位)や同志社大出身の小林誠司選手(2013年ドラフト1位:日本生命)と、関西学生リーグの選手の1位指名となっていた。しかし畠選手は150キロの速球を投げて圧巻の投球を見せる場面もあり、2位でなければ獲得できなかった投手だった。

桜井投手が故障で1年目を棒に振った事で、また故障かと思うかもしれないが、畠投手は人間が優しく、そちらの方がプロでやっていけるのか心配になるほど。大器晩成タイプの選手といえる。長い目でみて、ファンが驚くような球を投げる姿を見せてくれるのを、期待して待ちたい投手だろう。

巨人がドラフト2位・畠世周投手に指名あいさつ

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