阪神、金本監督辞任でドラフト戦略変わるか

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金本監督が辞任を表明した阪神、後任として矢野2軍監督の就任が濃厚となっているが、再びチームの立て直しとなり、ドラフト戦略も変わってくるかもしれない。

即戦力投手から高校生野手に

もともと阪神は今年のドラフト上位候補として、大阪桐蔭・根尾昂選手、藤原恭大選手、報徳学園・小園海斗選手の3人など、高校生野手を挙げていた。しかし、今シーズンが進むにつれてチームが低迷すると、来年が契約最終年となっていた金本監督など現場やフロントから、即戦力投手の補強の声が強くなった。そして東洋大の中で最も即戦力の上茶谷大河投手や、高校生ながら即戦力としての評価が高い金足農の吉田輝星投手などの名前が挙がってきていた。

しかし、金本監督が辞任し、チームは新監督のもとでまた3年程度でのチームの立て直しとなってくる事になりそうで、また、もともと阪神本社は根尾選手など高校生野手に目を向けていたこともあり、高校生野手の1位指名の可能性がまた高まるとみられる。

突然の辞任となり、まだ本格的な人事はできていない。阪神は最終的な1位指名を監督が選ぶが、ドラフトまであと2週間となり矢野監督の就任がドラフト会議までにできるかはぎりぎりの状態。辞任を表明した坂井オーナーが、「ドラフトにかかる選手はウオッチしてきましたので、関わらせていただこうかと」と話しており、今年は本社とフロントを中心に指名候補を決めていく事になるかもしれず、その場合には本社の意向で地元で春夏連覇をした大阪桐蔭の中心選手をという事になりそうだ。

阪神は外野手に多くの選手がおり、使いこなせていない状況もある。外野手の藤原恭大選手にも注目しているが、やはりショートの候補として大阪桐蔭・根尾昂選手が最有力となっていくだろう。

阪神タイガースのドラフト会議

次に25日に迫ったドラフト会議。金本監督の就任以降、指揮官の意見が反映され、高山、大山らを指名した。今ドラフトでは藤原恭大外野手(大阪桐蔭高)、吉田輝星投手(金足農高)、甲斐野央、上茶谷大河両投手(東洋大)らが1位候補に挙がっていたが、投手は金本監督の意向だった。辞任を表明した坂井オーナーだが「ドラフトにかかる選手はウオッチしてきましたので、関わらせていただこうかと」と話し、本社-球団の意向によって進められるとみられる。本社で評価が高い二刀流の大阪桐蔭高・根尾昂投手も1位候補入りするとみられる。

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