阪神は、ドラフト6位で指名した三菱自動車岡崎の中野拓夢選手と、契約金3500万円、年俸800万円で仮契約を交わした。戦国状態の阪神内野陣を統一できるか。
高いレベルの争いに
阪神の遊撃手争いは、鳥谷選手が抜けてから戦国状態となっている。鳥谷選手が建材のときよりポスト鳥谷として、2012年ドラフト2位の北條史也選手、2014年5位・植田海選手、2017年3位・熊谷敬宥選手などが指名され、鳥谷選手のショートでの出場が減っていくと、2018年には小幡竜平選手、木浪聖也選手を2位、3位で指名、昨年も遠藤成選手を指名している。
一時期は木浪選手が結果を残し、また、小幡選手が守備で頭角を現してきたものの、鳥谷選手を見てきた首脳陣もファンも、物足りなさを感じてしまっている。その中で今年も高校生遊撃手を上位で指名しようとしていたようで、結果的に指名ができずに6位で中野拓夢選手を指名した。ショートの補強には手を緩めない方針を見せた。
中野選手は安定した守備が特徴で、無失策を続けられる選手。また昨年のウインターリーグでは17試合で26安打を打ち、最多安打を記録した。抜群の打撃センスを見せる。
来年は近本選手の1年目のようにリーグ100安打を記録し、ショートのポジションを固めたい。鳥谷選手を見てきたファンを納得させることはまだ難しいかもしれないが、中野選手によって内野陣が固定化されてゆけば、阪神は更に強くなるかもしれない。

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