阪神がドラフト1位指名候補に、白鴎大の左腕・曽谷龍平投手と東京ガスの益田武尚投手を挙げていることがわかった。
最終的には新監督の意向を踏まえ
白鴎大の曽谷龍平投手は183cmの長身左腕投手で、スリークォーターから151キロの速球を投げるが、その球は回転が良くキレが十分の球。スライダー、カットボールなど多彩な変化球も投げ、関甲新大学リーグでは24試合に登板して11勝3敗、防御率1.85で150回2/3を投げて192奪三振を記録している。
球界の関係者が「打者が見づらい投球フォームが特長。彼は今年の大学ナンバーワン左腕でしょう」と話す左腕投手で、阪神は畑山統括スカウト、和田TAなどが既に視察を終えており、「即戦力左腕として期待できる」と話しているという。
また、東京ガスの益田武尚投手は153キロのストレートを投げる右腕で、ある球団のスカウトは「直球は常時平均150キロ近く投げられるのが魅力。先発でも救援でも、どちらでも投げられるタイプ」と評価する投手で、ドラフト1位指名候補として注目されている。
具体的なコメントなどはないものの、阪神はこの益田投手もドラフト1位指名候補に挙げている他、高松商の浅野翔吾選手、近江の山田陽翔投手や立教大の山田健太選手も評価されているという。
阪神は昨年のドラフト会議でも即戦力左腕の鈴木勇斗投手と桐敷拓馬投手をそれぞれドラフト2位と3位で指名しているが、左腕不足の解消にはまだ至っておらず、曽谷投手がドラフト1位候補として挙げられているが、阪神はドラフト1位指名選手はドラフト前日から当日にかけて監督が決める事になっており、矢野監督が退任することが決まっているため、ドラフト1位指名選手は新監督によって決められることになる。
具体的な名前が挙がり始め、いよいよドラフト戦線も終盤に入った。


阪神は畑山統括スカウト、和田球団テクニカルアドバイザーらも視察を終えており「即戦力左腕として期待できる」という声が挙がっているもよう。エース候補として期待された高橋が4月下旬に左肘の手術を受け、今季8勝を挙げる伊藤将に次ぐ先発型左腕の獲得は補強ポイントでもある。
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