岡田監督はこの日も取材陣と会話をする中で、ドラフト1位指名について、「どっちみち関西やから、ドラフトは」と話し、「あっ!」と慌てて口を防ぐ場面が見られた。一部スポーツ紙では大商大・上田大河投手の1位指名を報じている。
ドラフト1位指名は監督が決定
岡田監督は日本シリーズに向けてのやり取りを記者としていたが、話しは関西シリーズについて、「東京は寂しいのでは?」という問いに「そらなあ、もう全部関西やろ。放送にしても地上波、ラジオにしても」と応えた。そして、「ドラフト1位の選手が東京だったら、指名あいさつは当日か?」の問いに対し、「どっちみち関西やから、ドラフトは。」と話し、「あっ!」と口を塞いで苦笑いし、記者とのやり取りを終えた。
阪神は大学生投手の1位指名を有力とし、東都リーグの常広羽也斗投手、西舘勇陽投手、細野晴希投手や神奈川の古謝樹投手などの名前が挙がっており、ドラフト1位指名選手は関東から出るのが有力だったが、これを受けてサンケイスポーツでは大商大・上田大河投手が1位指名の急浮上しているとした。
また、日刊ポーツでは上田投手の他に、大阪桐蔭の高校生左腕・前田悠伍投手も上位候補になっているとしている。阪神は春先は前田投手を上位候補にリストアップしており、ドラフト1位指名が有力と見られていた。
阪神はドラフト前日のスカウト会議で、1位指名の有力選手が絞り込まれ、最終的なドラフト1位指名選手は監督が決定をする。これまで金本監督や矢野監督などはドラフト前日から当日にかけた夜にその選手を決定するなど、悩みに悩んで1位指名を決めた経緯もあるが、岡田監督も1位指名の候補について現時点でもある程度は頭の中にあるかもしれず、それが少し漏れ出たのかもしれない。
ただし、いずれにしても1位指名選手の決定はドラフト前日から当日にかけてとなりそうで、この日の発言も踏まえて誰が1位指名されるのかが注目される。
どっちみち関西やから、ドラフトは・あっ!(笑) ー デイリースポーツ:岡田監督アレトーク
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