阪神ドラフト5位・能登嵩都投手が仮契約、イースタン4冠右腕が「天下無双」目標

2025年ドラフトニュース阪神ドラフトニュース

阪神からドラフト5位指名を受けたオイシックス新潟アルビレックスBCの能登嵩都(のと・しゅうと)投手(24)が、新潟県新潟市のホテルで入団交渉に臨み、契約金3500万円、年俸660万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ。今季イースタン・リーグで投手4冠に輝いた即戦力右腕は、同じドラフト5位の先輩で今季3冠の村上頌樹投手への弟子入りを志願。「天下無双」を座右の銘に、1年目からの活躍を誓った。

スポンサーリンク

イースタン4冠右腕、3冠エース村上に弟子入り志願

今季、イースタン・リーグで最優秀防御率(2.60)、最多勝(12勝)、最高勝率(.750)、最多奪三振(102)の投手4冠に輝いた能登嵩都投手。その圧巻の成績を引っ提げ、プロの世界へ飛び込む。仮契約を終え、「自分が一番になれるような努力をしていきたい」と力強く語った。

見据えるのは、同じドラフト5位指名から球界を代表するエースへと成長した村上頌樹投手だ。日本シリーズ第1戦での圧巻の投球に目を奪われたといい、「僕はそこまで制球が良くないので。そこを高めるようなコツは聞いてみたいです」と、精密機械の異名を持つ3冠右腕への弟子入りを熱望した。

そして、1軍でのタイトル獲得について「目指せるように。伸ばせるところはもっと伸ばしていきたい」と話した。

元巨人・野間口コーチの愛のムチで覚醒

大学時代はリーグ戦通算3試合登板と無名だった。その才能を見出したのが、元巨人の投手で現オイシックスヘッドコーチの野間口貴彦氏だ。巨人のスカウト時代に奥川恭伸投手(現ヤクルト)らを担当した目利きが、能登投手の素質に惚れ込み入団を誘った。

入団当初は制球難に苦しんだが、「俺の前で二度とNPBに行きたいなんて言うな」と野間口コーチから覚悟を問われ、意識が改革。「何回も泣かされて。なんだ、クソって思ったことも」という愛のムチを受け、今季の大ブレイクに繋げた。「厳しかったけど野間口さんを信じてやってこられた結果。感謝しかない」と、恩師への思いを胸にプロの門を叩く。

天下無双エースへ

座右の銘は、漫画「バガボンド」に登場する「天下無双」。契約金の使い道を問われると「奨学金をまず返したいです」と即答。地に足をつけ、まずは1軍のマウンドを目指す。

能登 嵩都 プロフィール

  • 氏名:能登 嵩都(のと しゅうと)
  • 所属:オイシックス新潟アルビレックスBC
  • 出身:旭川大学高校 – 桐蔭横浜大学
  • ポジション:投手
  • 投打:右投右打ち
  • 身長・体重:184cm・88kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト5位(阪神)。契約金3500万円、年俸660万円(推定)。最速150キロ。今季イースタン・リーグで投手4冠(最優秀防御率、最多勝利、最高勝率、最多奪三振)を獲得。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
阪神タイガースのドラフト指名予想
阪神タイガース公式ページ 阪神タイガース関連のドラフト掲示板 阪神タイガースの過去のドラフト指名一覧阪神タイガース/ドラフト最新記事以前のニュースはこちら1.補強ポイント分析1−1.チーム構成表(年齢・ポジション別):2025年阪神タイガー...

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/14/kiji/20251114s00001173015000c.html

httpss://www.nikkansports.com/baseball/news/202511130001329.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント