【阪神育成ドラフト1位】東農大北海道・神宮僚介が仮契約、魔球「オホーツクツーシーム」で支配下狙う

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阪神タイガースから育成ドラフト1位指名を受けた東農大北海道オホーツクの神宮僚介投手(22)が22日、群馬県高崎市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸300万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。北海道網走の地で磨き上げた独特の軌道を描く魔球「オホーツクツーシーム」を武器に、早期の支配下登録と1軍での活躍を誓った。

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右打者を震え上がらせる「オホーツクツーシーム」

右サイドスローから繰り出される神宮僚介投手の最大の武器は、右打者の足元に激しく食い込むツーシームだ。リリースの高低によって、時にはシンカーのように沈む軌道へと変化するこのボールは、担当の葛西稔スカウトも「軌道が良い。低めにいけばシンカーのように落ちる」と高く評価。大学の所在地である網走の海にちなみ「オホーツクツーシーム」と名付けられたこの魔球で、プロの強打者たちを封じ込める。

対戦したい相手には、チームメートとなる森下翔太選手や大山悠輔選手ら、球界を代表する右の強打者を挙げた。「チームの主軸の方々を抑えることで、ひとつ自分の中で自信を持てますし、抑えていきたい」。紅白戦などで実力を証明し、のし上がる覚悟だ。

お手本は村上頌樹、先輩・工藤に続く「スピード出世」へ

目指す投手像は明確だ。「制球力の面で尊敬している」というエース・村上頌樹投手に弟子入りを熱望。「緊迫した場面でも打たれないボールを投げている印象がある。どう力を100パーセント出していくか聞きたい」と、技術とメンタルの両面で吸収を図る。

また、阪神では昨年の育成ドラフト1位だった工藤投手が開幕前に支配下登録を勝ち取った前例がある。「早くから支配下登録された方が先輩にいるのは、すごく目標になります」。偉大な先輩たちに続き、3桁の背番号から2桁への「スピード出世」を狙う。

神宮僚介 プロフィール

  • 氏名: 神宮 僚介(じんぐう・りょうすけ)
  • 所属: 東京農業大学北海道オホーツク(22歳)
  • 出身: 群馬県(桐生第一高校卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 178cm、81kg
  • 主な特徴や実績: 右サイドから最速148キロの直球と、独特の変化をするツーシーム(オホーツクツーシーム)を操る変則右腕。北海道学生野球リーグでMVPを獲得。2025年育成ドラフト会議で阪神タイガースから1位指名を受ける。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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