NPBファーム参入球団はハヤテ２２３と新潟アルビレックスが有力

NPBは12球団による臨時実行委員会を25日に開き、2024年からファームに参入する球団について話し合った結果、静岡のハヤテ２２３と、新潟のBCリーグに所属する新潟アルビレックスの参入が有力となった。

エイジェックは見送りか

ファーム拡大について審議をしてきた小委員会のヤクルト・江幡球団専務は、「小委員会で決議したことを承認していただいて、週末のオーナー会議に臨むことになりました。委員のみなさんの理解を得たというところです」と話し、参入球団について１２球団の承認を得たと話した。

2024年からの参入には、BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスや、社会人チームをもつエイジェックも申請をしていたが、ハヤテ２２３と新潟の２団体が承認された。詳細は今週末のオーナー会議で承認後に、正式参入の決定と共に明らかになると見られる。

また、地域的にはイースタン・リーグの範囲にあり、両チームともイースタン・リーグへの参入を希望しているようだが、現在、イースタン・リーグが7球団、ウエスタン・リーグが5球団となっており、参入するリーグについては承認後に検討するという。

BCリーグに所属する新潟がファームに参入となれば、現在8球団のBCリーグでも地域の再編などが行われそうだ。また、エイジェックは今回が見送りになったとしても、2025年からの参入の可能性があり、栃木についても2025年にBCリーグから離脱する可能性もある。