オリックス、ドラフト1位の松葉貴大投手がプロ初勝利、ドラフト1位投手10人のうち5人が初勝利を手にする、ルーキー全体で18勝

オリックス球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 オリックスのドラフト1位・松葉貴大投手が福岡ソフトバンク戦で5回1/3を投げて6安打6奪三振2四死球で2失点に抑えて勝利投手となった。松葉投手は最速146km/hのストレートと大きなカーブで粘りの投球を見せた。

 ドラフト1位の投手では、菅野智之投手、藤浪晋太郎投手、松永昂大投手、石山泰稚投手に続き5人目のプロ勝利投手となった。オリックスは、藤浪晋太郎投手を指名したものの抽選で外し、その後、松永昂大投手を指名したもののこれも抽選で外した。外れ外れ1位で松葉投手を指名し獲得したが、3人ともが初勝利を挙げるということになった。

 ドラフトで3球団が指名した福岡ソフトバンクの東浜巨投手のほか、二刀流に挑戦している大谷翔平投手、外れ1位で指名された、埼玉西武・増田達至投手や東北楽天の森雄大投手、中日の福谷浩司投手はまだ未勝利。

 ルーキーでは東京ヤクルトのドラフト2位・小川泰弘投手と東北楽天のドラフト2位・則本昂大投手が3勝を挙げており、横浜DeNAのドラフト3位・井納翔一投手、東京ヤクルトのドラフト4位・江村将也投手、中日ドラゴンズのドラフト6位・井上公志投手が1勝を挙げている。

 ルーキー10人が約1カ月の間にプロ初勝利を手にし、菅野投手の4勝、藤浪投手、小川投手、則本投手の3勝などルーキー全体で19勝を挙げている。また、北海道日本ハムのドラフト3位・鍵谷陽平投手と横浜DeNAのドラフト2位・三嶋一輝投手が先発ローテーションに入るなど、史上稀に見るルーキーの当たり年といえるだろう。

 ただしまだ始まったばかり。埼玉西武では2009年のドラフト1位・菊池雄星投手や、2011年のドラフト1位・十亀剣投手がそれぞれ4勝をマークしいよいよ頭角を現した。見勝利の投手にもこれからの活躍に期待したい。

 ルーキー・松葉が2度目の先発でプロ初勝利。チームの連敗を6で止めた左腕は「いろんなものがこみ上げた。頑張ってきてよかった」と振り返った。

 4回、3番の内川から「今まで一番磨いてきた球」の直球で空振り三振を奪うと、続くラヘアも145キロの高めで空振り三振に仕留めた。5回はボークでピンチを広げたが「気持ちのリセットができた」と言うように、新人離れした落ち着きで無失点に切り抜けた。

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コメント

  1. 失礼しました。訂正しました。

  2. ヤクルト石山は、5日に初勝利してますよ。ヤクルトは、新人は小川が3勝、江村・石山が各1勝ずつです。