東北楽天ドラフト4位・下妻貴寛捕手が宮川将投手などを好リード、千葉ロッテも田村龍弘捕手がマスクをかぶる

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 教育リーグの東北楽天vs千葉ロッテ戦で東北楽天のドラフト4位・下妻貴寛捕手と育成1位の宮川将投手がバッテリーを組んだ。

 下妻捕手は7回から宮川将投手、井上雄介投手をリードし3回を無失点に抑える、好リードでデビューを飾った。「緊張はしませんでした。ゼロに抑えられたのは良かった」と話し、チームの将来を託されている大物捕手らしく落ち着いたデビューだった。

 好リードの影にはライバルへの闘争心があった。千葉ロッテのドラフト3位・田村龍弘捕手が6回からマスクをかぶり無失点に抑えており、「1年生の時から練習試合で知っていた。負けたくない気持ちはあります」と東北出身捕手のライバルとしてみている。田村捕手も3イニングを無失点に抑えており、初戦は引き分けといったところだろう。

 また、大体大で松葉貴大投手と2枚看板として注目されながら、育成ドラフト1位となった宮川将投手も登板し無失点に抑えた。140km中盤のストレートと沈む変化球が特徴で、育成枠で終わる投手ではない。早く支配下登録されてほしい!

 

  ドラフト4位ルーキー・下妻がデビュー戦を飾った。7回から出場。2番手の育成1位の宮川将(22)、3番手の井上雄介(26)を落ち着いたインサイドワークで、3イニングを無失点に導いた。

 

 「緊張はしませんでした。ゼロに抑えられたのは良かった」と捕手らしく答えた背番号39は、相手チームの同じポジションにライバル意識をむき出しにした。光星学院からロッテに入団した田村龍弘(18)だ。「1年生の時から練習試合で知っていた。負けたくない気持ちはあります」。6回から一足先に出場した田村に負けじと、好リードで初実戦を終えた。

 

 7回裏に回ってきた打席では中飛に倒れた。「(大久保)監督から1球目のストライクを見逃したことを注意された。次からは1球目から打つつもりでいる」とキッパリ。ベンチにノートを持ち込み、試合中に気がついたことをメモしている。キャンプでは首脳陣から一番練習したと評価された下妻。今度は実戦でアピールする。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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