済美・安楽智大投手が登板、147km/h記録し2回ノーヒット

安楽智大, 済美高

 春季高校野球四国大会の済美vs高知の試合で、センバツ終了後、5月1日にようやく投球を再開した済美2年生・安楽智大投手が8回裏から志願の登板をし、ストレートは最速147km/hを記録、2回をノーヒットに抑えた。

 投球再開からわずか2日、それでも安楽投手は凄かった。2イニングとはいえ、同じくセンバツに出場しベスト4まで勝ち上がった高知高校打線をノーヒットに抑えるなどセンスの高さを見せた。

「投げたくてウズウズしていた」と2日に上甲監督に登板を直訴、四球を受けた右手首は骨挫傷と診断されていたが、上甲監督が主治医と相談し主治医から2イニングまでなら登板OKの許可をもらっていたという。

 投球練習をほとんどしていなくてもこれだけのピッチングができる。やっぱりすごい。ただし若いから疲れを感じさせていないが、蓄積されたものもあると思う。安楽投手は「エースなら1人で投げ抜きたいと思うもの」と話すが、心や体、将来を考えて調整を指示することが、経験や知識を持つ指導者の役割となる。

 

 済美・安楽、志願復活登板で147キロ  - デイリースポーツ:2013/5/4

 
“怪物”の登場にどよめきが起こった。3点差をひっくり返して迎えた八回。ベンチから安楽が小走りで向かった先は、4月3日のセンバツ決勝以来、1カ月ぶりのマウンドだった。

 勝利目前の2イニング。「今、出せる力を出し切った」と怖がらず腕を振った。直球は最速147キロをマーク。1四球を与えたが、無安打無失点で2奪三振。ブランクを感じさせない貫禄の27球で、センバツ準決勝の再現となった高知との接戦を締めくくった。

 甲子園で計772球。3回戦で打球が直撃した右手首は「骨挫傷で全治4週間」と診断され、4月いっぱいはノースロー調整を続けた。1日にキャッチボールを再開したが、以前から上甲正典監督(65)は「無理はさせられない」と話しており、今大会の登板回避は確実という見方が強かった。

 だがMAX152キロの剛腕は「投げたくてウズウズしていた」という。前日もブルペンで50球を投げ、復調をアピール。その姿を見た指揮官は、試合前に主治医に電話し「2回までなら」と許可を得ていた。三回には先発の太田が、右足に打球が直撃し降板。継投プランに狂いが生じたことも安楽の登板を早めた。


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