菰野高校が敗れる、2年生で151km/hを記録した浦嶌颯太投手の復活ならず

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 高校野球・三重大会では三重高校が菰野高校を下し甲子園出場を果たした。1年生で151km/hを記録した浦嶌颯太投手の高校3年間での復活はならなかった。

 浦嶌投手は入学時に182cm83kgと出来上がった体をしていていきなり142km/hを記録して1年生の夏はリリーフとして3試合に登板し5イニングを1安打無失点と抑えた。そして秋季大会、県大会で151km/hを記録して一気に期待が高まった。球速では今注目されている安楽智大投手に引けを取らないものだった。

 しかし2年生の春に右腕の怪我をすると、そこからフォームのバランスを失い、活躍ができないまま1年間を終えてしまう。そして今年のセンバツ大会、0-7と点差が開いた場面で甲子園のマウンドに登ると、145km/hを記録し素質の高さを見せ復活が望まれたが、この夏の大会で登板は無く、波乱に富んだ浦嶌投手の高校3年間は終わった。

 素質は1年生の頃からプロに注目されている。しかし今大会の登板がない所を見ると、プロ入りは厳しいと言わざるを得ない。育成枠で指名する球団があるかもしれないが、大学などで復活を目指すか、プロ入りして復活を目指すか、浦嶌投手の進路の決断に注目したい。

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