都立の星の投げ合いに11球団スカウト視察、雪谷・鈴木優投手が小山台・伊藤優輔投手に勝つ

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 春季東京大会では注目の対決があった。共に都立の星としてプロから注目されている、雪谷の鈴木優投手と小山台の伊藤優輔投手が直接対決をし、鈴木投手が145km/hを記録する球で完投勝利した。この試合には11球団のスカウトが視察に訪れた。

都立の星

 雪谷の鈴木優投手は180cmから144km/hの速球を投げ、昨年夏は21イニング連続無失点を記録し、5回戦の二松学舎大付戦でも8つの三振を奪い3-4とサヨナラで敗れたものの優勝候補を追い詰め、プロのスカウトからもドラフト候補として注目されている。

 また伊藤優輔投手は秋季大会で早稲田実業や堀越などの強豪をやぶり、都大会ベスト8に入る活躍を見せてセンバツ大会に21世紀枠で出場を果たした。準優勝の履正社に大量失点したものの、プロから素質を高く評価されている。

 その二人がこの日に直接対決し、プロ11球団のスカウトが訪れる注目の試合となった。

 

145km/hでプロ注目

 結果からいくと、鈴木投手は9回を10安打5四死4奪三振で7失点、伊藤投手は8回13安打5四死9奪三振で9失点、9-7で雪谷が勝利したものの共に失点を重ねた。しかし鈴木投手は最速145km/hを記録、味方の5つのエラーなどで自責点は2だった。視察した阪神を除く11球団のスカウトの内、千葉ロッテの諸積スカウトは「球ので出どころが見づらいし、打者には嫌な投手。ドラフト候補に入るでしょう」と評価した。

 一方、伊藤優輔投手は142km/hを記録したものの4暴投に5四死球と制球を乱し自責点は6だった。センバツの履正社戦でも8回を9安打8奪三振も10四死球で11失点と制球が定まらなかった。昨年秋の投球がまだできていない。夏はノーシードからのスタートとなる。再び東京都の強豪私学に一泡吹かせるようなピッチングを見せて欲しい。復活を期待したい。

 

小山台、雪谷との都立対決で逆転負け - スポーツ報知:2014/4/6

 エース・伊藤優輔主将(3年)が立ち上がりから不安定で、味方の拙守もあり、3度のリードを守り切れず。5―5の6回に一挙4失点で突き放された。伊藤は13安打9失点(自責4)で完投したが、福嶋正信監督(58)は「調子が悪かったですね。(都立勢同士で)意地と意地のぶつかり合いだったけど、完敗でした」とサバサバと語った。ノーシードとなる夏の東東京大会に向けては「まずは守備。捕手や一塁手。勝っている状況でどう守るべきか」と、4暴投を記録したバッテリー陣や勝負所でエラーを犯した内野陣の立て直しを誓った。

小山台、雪谷との都立対決で逆転負け - スポーツ報知:2014/4/6

 エース・伊藤優輔主将(3年)が立ち上がりから不安定で、味方の拙守もあり、3度のリードを守り切れず。5―5の6回に一挙4失点で突き放された。伊藤は13安打9失点(自責4)で完投したが、福嶋正信監督(58)は「調子が悪かったですね。(都立勢同士で)意地と意地のぶつかり合いだったけど、完敗でした」とサバサバと語った。ノーシードとなる夏の東東京大会に向けては「まずは守備。捕手や一塁手。勝っている状況でどう守るべきか」と、4暴投を記録したバッテリー陣や勝負所でエラーを犯した内野陣の立て直しを誓った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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